2024/08/11（日）UP
（最終更新：2024/08/11 10:02）

華麗な足技の岡田が強豪外国人を破り勝ち上がった（c）新極真

　素手、素足の直接打撃制の新極真空手。4年に1度の大規模な世界大会はこれまで開催されてきたが、今回は初の試みとなる重量級の世界の強豪8人のみ選んだ2時間の1DAYトーナメント、その名も『空手Champion of Champions』（KCC）だ。文字通り世界のチャンピオンの中のチャンピオンを決める大会。男子では身長190cm前後、体重100kgクラスの大型外国人に日本からは強烈パンチの渡辺優作と華麗な蹴り技の岡田侑己が挑んだ。この大会が8月11日15時よりBS日テレで放送される。

　この大会は7月21日（日）国立代々木競技場第二体育館にて開催され、会場は超満員となった。大型選手がパワー重視のド迫力の打ち合いを見せる中で日本の岡田は華麗な足技で勝ち上がった。岡田は昨年の世界大会5位だが、1回戦の相手は昨年の世界大会4位のアントン・ジマエフ（カザフスタン）。予想では岡田がジマエフに勝つのは難しいとされたが、序盤ジマレフ優勢の中、中盤に岡田の後ろ蹴りが音を立ててジマエフにボディに突き刺さった！以降、岡田は後ろ回し蹴りと強力な突きを連打し、ジマエフを後退させ判定勝利した。

決勝で優勝候補筆頭のグザウスカスに岡田（手前）が挑む

　以降も、岡田は上段回し蹴りや連続の左右の後ろ回し蹴り、そして捨て身技の胴回転回し蹴りなどを出し勝ち上がり、決勝は優勝候補筆頭で22年全世界ウエイト制大会重量級優勝のエヴェンタス・グザウスカス（29=リトアニア）だった。

　また女子では人気ナンバーワンの美女空手家、”高速パンチ女子”の目代結菜が身長184cmの22年世界ウエイト制重量級チャンピオンのブリジタ・グスタイタイテ（リトアニア）と1回戦、序盤から果敢に打ち合う。さらに怪我をおして挑んだ昨年世界2位の網川来夢が女子トップクラスの多彩な技で勝ち上がる。そして昨年世界優勝の18歳、鈴木未紘が小兵ながらどこまで戦うか。

　この番組では、新極真空手の新たな世界大会にカメラが密着。日本代表の精鋭が、海外の怪物たちと壮絶な闘いを展開している。優勝賞金1千万円とド派手な演出。新時代の空手の大会をテレビで確認しよう。

放送概要【第1回空手Champion of Champions】
2024年8月11日（日）15:00～16:00放送（BS日テレ）