武居由樹、剛腕パンチ公開「比嘉さんの接近戦には付き合わない “KOする”」
9月3日(火)東京・有明アリーナで行われるプロボクシング[WBO世界バンタム級タイトルマッチ]に向け、王者の武居由樹(28=大橋)が20日、所属ジムにて公開練習を行った。武居はキレのあるシャドウ、そしてサンドバッグではストレート、フック、ボディ、その強烈な連打を見せた。
9戦9勝(8KO)無敗の武居は今回が初防衛戦。挑戦者の元WBC世界フライ級王者で15度の連続KO日本タイ記録を持つ比嘉大吾(29=志成)は、21勝(19KO)2敗1分。18年4月にTKO負けで王座陥落後バンタム級に階級を上げ、勝ち星を重ね、現在2連続KO中だ。
武居は公開練習前の囲み取材にて「比嘉さんはパワーもあるし、KO決着にはなると思う。相手の近い距離には付き合わずに自分だけパンチを当ててKOします」と宣言した。また「前回マロニー戦でKO出来ず、悔しかった」と語り、KO決着にも強い意気込みを見せた。
会見に同席した大橋会長は、これまでにない調子の良さを語り、試合2週間前の好調をアピールした。また、この試合に向け井上尚弥とも対面練習し、当てないシャドウスパーリングなども行って来たという。
井上は21年2月に比嘉とスパーリング対決を行っているが、その時は井上が当てさせず当てる内容で圧倒していた。今回、武居は井上からアドバイスをもらったようで、内容を聞くと「それは言えません」と非公開とした。
ただし、当てさせず当てて倒すと武居は発言、さらに八重樫トレーナーも比嘉のいくつかの癖を見抜いた上での戦いを構築しているとのことで、準備は万全のようだ。高いKO率の両者、果たしてどちらが勝利するのか。
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