RIZINはドーピング検査結果を公開するのか、その基準を榊原代表が言及
本日21日、都内にて行われた『RIZIN.48』のカード発表会見後、榊原代表の囲みが行われ、RIZINの“ドーピング検査”について、結果の公表基準について明かした。
また今年3月ドーピング検査を行い、結果を発表すると明言されていた[木村ミノルvsブアカーオ・バンチャメーク]についても語られた。
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7月の『超RIZIN.3』で平本蓮は朝倉未来に1R KO勝利。しかし昨日20日、SNSでは平本が関係者とのドーピング薬剤のやり取りを行っているという疑惑の音声が拡散。ネットでは大きな騒ぎとなっていた。
榊原代表は記者会見の冒頭にも“ドーピング問題”に触れ「(超RIZINの)大会当日に朝倉未来、平本蓮両選手検査を行った。現在は来週にも出る検査の結果待ち」と発表。
会見後の囲みで、榊原代表はRIZINのドーピング結果の公表基準についての質問に答えた。
今回の朝倉未来vs平本蓮のドーピングの結果は公開する予定であり、23年には木村ミノルのドーピング陽性も発表されている。
しかし今年3月の木村ミノルvsブアカーオ戦の前には、榊原氏も「木村ミノルも、ブアカーオも検査を受ける。結果は公開する」と3月18日のカード発表会見で語っていたが、結果はいまだ発表されていない。
また初期RIZINに参戦していた“最強女子”ギャビ・ガルシアは今年7月「競技生活34年間、ステロイドを長い間使っていた」と告白しており、RIZIN参戦時ステロイド使用の有無は不明だが、使用していた可能性が高い。
公表や検査選定の基準はどこにあるのか。
これを榊原代表に問うと、榊原代表は「タイトルマッチやグランプリは公表することにしている」と説明。
また「他にも抜き打ちで行っている」と言い「これまでも(陽性と)引っかかっている選手もいるが、皆さんには伝えていない。再度検査をすることを義務づけたり、それがクリアされないことには契約しない」と王座戦や賞金トーナメント等以外は、団体と選手陣との間でのみ共有していると言う。
公表しない理由として「SNSで独り歩きする。黒だった、白だったと面白おかしく書かれてしまうことが、選手を腐らせることになる」と選手や団体との関係にリスクになるからと語る。
それならば、検査結果で勝敗が変わる場合は公開するのかと尋ねると「ケースバイケース。(23年)ロクク・ダリ戦のような、(木村)ミノルは疑われていて、検査をやると公言していた。結果で陽性が絡むこともあればノーコンテストにする」と疑惑があり、勝敗結果が変わる場合は公表すると言う。
発表が無いということは、それにより勝敗に影響が無い場合(勝者が白で変更がないなど)かと尋ねると「そういうことですね」と[木村ミノルvsブアカーオ]などは検査結果で勝敗が変わるものではなかったとした。
ともあれ「蓮と未来のタイトルマッチに関しては、どうだったか正確に皆さんにお伝えする機会を作れたらいい」と榊原代表。検査結果はどのような結果であれ、来週にも公開されるようだ。粛々と発表を待ちたい。
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