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【RISE】志朗、初防衛も「満身創痍だった」今週手術予定、患った“ボクサーズナックル”とは

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2024/09/09(月)UP

鋭い左ジャブを放つ志朗、田丸を下し初防衛に成功

  9月8日に神奈川県・横浜BUNTAIで開催された格闘技イベント『RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の一夜明け会見が9日に都内で行われた。
 メインのRISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチで初防衛に成功した王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)が「満身創痍の状態だった」と右拳の負傷を告白。今週中に手術を行うことを明かした。

【フォト】志朗が初防衛に成功!田丸とのハイレベルな攻防戦

 志朗は挑戦者の田丸辰(TRY HARD GYM)と激突。今年3月に対戦したが、その時は1R終盤に偶発性のバッティングにより志朗が鼻骨を骨折、ノーコンテストに。仕切り直しの一戦は、拮抗したハイレベルな攻防戦で判定3-0(三者ともに50-49)で志朗に軍配が上がった。

 志朗は「玄人好みの戦いになった。満身創痍の中で戦った中でできる限りのことはやった。チャンピオンだが、これからさらに強くならないといけないと思った」と振り返り。

志朗、判定3-0で田丸に勝利

 “満身創痍だった”との発言を問われると「前々回から拳に違和感があった。踏み込んで右を打つと痛みがあった。前回の試合あたりから病院に行ったら、ボクサーズナックルと言われた」と、利き腕の右拳を負傷した状態だったことを告白。

 今年6月の『RISE179』でクリスティアン・マンゾに判定勝利した前戦では、試合後に骨折を疑うほど右拳が腫れ上がり、そのため今回の準備は右手をあまり使わない練習メニューに切り替えるなど苦労したことを明かした。今週の金曜日に手術をする予定だという。

 ボクサーズナックルとは、「手の治療専門サイト(田中利和公式サイト)」の情報によれば、手の腱を固定している腱鞘の一部が切れて脱臼する「伸筋腱脱臼」の通称で、『指を延ばす腱は伸筋腱と言い、手背にあり一本一本確認ができます。握りこぶしを作るいわゆるナックルの部分の中央を腱が走っていますが、何らかの外傷により小指側に落ちてしまいます。落ちるたびに音がしたり、痛みが生じたりします。(サイト引用)』というものだ。

 ボクサーズナックルといえば、ボクシングWBAスーパー・WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗も今年3月のこのボクサーズナックルで右拳を手術しており、RIZIN参戦の篠塚辰樹もこの負傷が原因で今年7月に出場予定だった素手ボクシング大会『BKFC』を欠場した。

 志朗はこの手術により、12月大会は欠場の見通し。早い回復を祈りたい。

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