【UFC】平良達郎、鍛え抜いたボディで計量パス！「進化した姿見せる」フライ級1位ロイバルと激突＝10.13

2024/10/12（土）UP
（最終更新：2024/10/12 12:11）

　10月12日（日本時間13日）米ネバダ州ラスベガスで開催される『UFC Vegas 98』のメインイベント［男子フライ級（5R）］の計量が11日行われ、UFCフライ級5位の平良達郎（THE BLACKBELT JAPAN）と同級1位のブランドン・ロイバル（米）は、共に125.5ポンド（56.92kg）で計量パスした。
　平良はこの試合に勝てばフライ級王座挑戦が濃厚と見られており「進化した姿を見せる」と意気込んでいる。

【フォト】平良の6パック腹筋！ロイバルのバキバキ肉体も

　平良は計量台に上ると、肌ツヤのの良さそうな割れた6パック腹筋。右拳を胸に『進撃の巨人』の”心臓を捧げよ”の決めポーズをすると、そのまま腕を上げガッツポーズした。

　対するロイバルは、こちらも仕上げた肉体で、大きく両手を広げガッツポーズすると、人差し指を立てる。

　フェイスオフでは、ロイバルは笑顔、握手を二度求め、再びガッツポーズ。平良は相手を真剣な表情で見据えた。

　インタビューで平良は「タイトルマッチに向け、凄く重要な一戦。強くなった姿と、進化した平良達郎をオクタゴンでお見せします 」と意気込む。

　ロイバルは、平良のことを好印象で”理にかなった相手”としながら「現時点では、俺の方が全局面で上回ってる」「彼は未来の未来のフライ級王者。俺が勝ってこの試合を終えたら、平良がベルトを獲る道を手助けしていきたい」と余裕を見せた。

　試合のオッズは平良有利で、元二階級制覇ヘンリー・セフードも「グラップリング有利で、勝ち方を知っている。勢いがある」と平良を支持。
　しかし経験値や打撃戦、また5R経験もあるロイバルが有利との声も高い。

　平良はこの超難敵を退け、タイトルマッチへ繋げることが出来るか。

　平良は戦績16勝無敗。2022年にはUFCと契約を結び今年6月の『UFC on ESPN: Perez vs. Taira』で当時ランキング5位のアレックス・ペレス（アメリカ）と対戦しTKO勝ち。2Rに平良がスタンディングバックを奪いグラウンドに倒れこんだ際にペレスが右膝を負傷してのTKO勝ちだったが、始終優位に試合を進めていた。

　対戦相手であるロイバルは戦績16勝7敗。2020年5月UFCデビューを果たし、昨年12月の『UFC 296』では世界フライ級タイトルマッチに初挑戦。パント―ジャと再戦するも3-0の判定負けを喫した。
　再起戦となった今年2月の『UFC Fight Night: Moreno vs. Royval 2』では、かつて敗北したブランドン・ モレノに判定勝ちを収めている。

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