新王者・堤聖也がベルト掲げ絶叫、ファン「穴口!って言ってる!?」腰には故・穴口一輝のロゴも
10月13日(日)東京・有明アリーナにて開催されたプロボクシング[WBAバンタム級タイトルマッチ]では堤聖也(角海老宝石)が、同級王者・井上拓真(大橋)を10Rダウンを奪う判定3-0に下し、新王者に。
リングで堤はベルトを渡されると、腰に巻かれるのを断る様子で、頭上に掲げ絶叫。この叫びが「穴口!! って言ってる様に聞こえる」とファンのSNSで話題になっている。
堤は昨年12月、同級ホープ・穴口一輝にダウンを4度奪う判定勝ち。試合後穴口は右硬膜下血腫の開頭手術後、意識が戻らず死去した。
【フォト・動画】堤が絶叫の瞬間、試合には穴口のロゴ入りファイトパンツで臨んだ
試合は井上の巧みなディフェンスの中、堤はほぼ全てのラウンド、ギア全開の連打を止めない。10Rには堤が左でダウンを奪取、そのまま最終ラウンドまで猛攻を止めず、珠玉の判定勝利した。
プライムビデオの映像では、堤はリングでベルトを授与され、腰に巻こうとされるも、2度に渡り断る素振り。そしてベルトを頭上に掲げ、目をつぶり絶叫した。健闘を称え合う井上拓真に身体を触られ、最後は途切れるも「あなぐち!」と言っているように聞こえる。
この映像をファンがシェアし「聞き間違いかな? 堤聖也がベルトを両手で掲げた時 『穴口!!』 って言ってる様に聞こえる」と書くと「言ってますね」「そう聞こえますね」と返信が多く、堤の思いを推しはかるコメントが並んだ。
昨年12月26日、堤は東京・有明アリーナにて行われた[日本バンタム級トーナメント決勝戦]で穴口一輝と対決、激闘の末に4度のダウンを奪い判定勝利した。しかし試合後穴口は足が痙攣し立てない状態に。そのまま病院へ直行し、右硬膜下血腫の開頭手術後も意識が戻らず。2月2日に23歳の若さで死去した。
それまで沈黙を貫いていた堤は、SNSで「戦えたことを誇りに思う」と綴り、その後も「毎日思い出す」と言葉を選びながら語っていた。
今回の試合で堤は、ファイトパンツの腰の部分に穴口一輝のロゴをつけて臨んだ。
試合後の会見では、穴口に関する質問が飛ぶと、堤は深く間を置き「報告はしたいですね」と答えつつ「別になんか、ここで言うことでも無いかなと思います」と声を震わせつつコメントしていた。
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