【ONE】新王者・若松佑弥、1R衝撃KO語る「無我夢中で殴った」
3月23日『ONE 172』の[フライ級 総合格闘技 世界王座決定戦 5分5R]にて、アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に初回TKO勝利し、新王者となった若松佑弥が27日、囲み取材に応じた。
若松は、あの衝撃KOについて「無我夢中で殴った」と語り、1Rに全て使い果たすつもりだったと明かした。
試合は1R、ロープ際の攻防で若松が左フックをヒットさせる。そこからラッシュに出るとモラエスはダウンし、若松がパウンド連打!1R3分39秒でレフェリーが試合を止めた。この衝撃KOにはチャトリCEOから50,000ドル(日本円で約750万円)のボーナスが贈呈されることも発表された。
念願のONEのベルトを手にした若松は、囲み会見で「嬉しい半分、実感がまだない感じです。気持ちは前と変わらないというか、未だにベルトを持つ自分が恥ずかしいぐらいの感覚です。とりあえず最高の瞬間を迎えられたので最強に嬉しいです」と劇的なKO勝利を飾ったが、チャンピオンになったという実感がまだないと語る。
若松は試合を振り返って「(試合を)やっている最中は無でやっていたんですけど、思ったより戦略とか対策が出来ていた。寝技に付き合わないで殴ってというのは出来た感じはしましたね」と、得意の打撃戦に持ち込むことができたようだ。
モラエスへの対策については「パターンとしては判定で勝つというのもあったんですけど、1番はテイクダウンを全部切って、倒されないでひたすら自分の土俵の打撃戦をやりたいと思っていた。それを突破されたら寝技のスクランブルで上を取ってパウンドを打って立つ。あるいは自分がダウンした時はこういう風にというイメージはたくさんあった」と今回の試合では対策がバッチリはまったようだ。
フィニッシュシーンについて若松は「1Rで使い果たすくらいの感覚。正直組んでも勝てるなと思った。でもそれが自分自身に対する弱さだと思った。きついことをして全力を出したいっていう思いがあった。もう負けてもいいや、殴り合いたいと思った。これ凌がれてもいいやっていう感じで無我夢中に殴った感じです」とすべてを使い果たすつもりでフィニッシュしたと明かした。
念願の王座戴冠を果たした若松だが、次戦はどのランカーと試合が組まれることになるのだろうか。
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