MMAで史上最高級のパワー対決が実現！デッドリフト500kg世界記録の怪物と規格外の怪力男が激突

2025/04/08（火）UP
（最終更新：2025/04/09 06:59）

　デッドリフト500kgの前世界記録を保持する怪力世界一のエディー・ホール（37=英国）が、4月27日（日本時間）にポーランドで開催される総合格闘技イベント『KSW 105』で“あの伝説の怪力男”マリウス・プッツナウスキー（48=ポーランド）と対戦することが決定。あの体格でスタミナがどこまで続くかに注目が集まっている。

【フォト＆動画】デッドリフト500kgの怪物ボディ！KSWレジェンドの豪快KOシーンも

　“ビースト”の愛称で人気のホールは身長188cm、最高体重197kgの巨体を持ち、重量挙げや、ビール樽投げなど様々な怪力を競い合う競技『ワールドストロンゲストマン』の2017年大会の覇者。デッドリフト500kg（2016年～20年の世界記録）、ベンチプレス280kgの記録を持つなど、文字通りの世界トップの怪力男だ。

　対するプッツナウスキーはホールと同じく『ワールド・ストロンゲストマン』に参戦し、史上最多の5回制覇した経歴を持つ鉄人。2009年からMMAに挑戦し、キャリア17勝で12KOと数々のKOの山を築き上げたレジェンドだ。

　両者の対戦はかなり前から噂されていたが、これが遂に実現の運びとなった。

　大注目の一戦だが、ホールには不安要素がある。ホールは過去に1人で2人と同時に対戦する変則マッチでMMAを経験しているが、純粋なルールでのMMAマッチは初めて。

　そして、現在160kgの肉体であることから、スタミナへの心配があるのだ。開始すぐからフルパワーで戦うホールのスタミナは持つのか。実際、ホールは今回の試合を1R2分にするようにリクエストしたが、最終的に1R4分間の戦いに落ち着いた。

　一方、相手のプッツナウスキーはホールよりMMAの経験値は高いが、年齢はホールより11歳上で、試合間隔も前戦から2年ぶりだ。その点を踏まえると、コンディション的には互角の条件かもしれない。

　2R4分のスーパーヘビー級マッチ、果たして、ホールは初陣を勝利で飾るのか。

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