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井上尚弥の新たな挑戦者なるか、なんと西田凌佑がSバンタム挑戦者決定戦へ!「修羅の道を歩むなぁ」

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2025/09/10(水)UP

前IBFバンタム級王者・西田、井上尚弥戦へ向かうのか

 井上尚弥が4団体に君臨するS・バンタム級が、さらに激戦区化してきた。元IBF世界バンタム級王者・西田凌佑(六島)の次戦は、IBF世界S・バンタム級の指名挑戦者決定戦となる見込みだ。IBFが指名したと、10日に『ボクシング・シーン』が報じた。
 相手は元IBF世界S・フライ級王者ヘルウィン・アンカハス(比)。勝利すれば西田が井上への挑戦権を得る。

【フォト&動画】アンカハスの猛烈ボディKO!相手はうずくまり悶絶=今年1月

 IBF世界バンタム級王者だった西田は、今年6月、中谷潤人とのバンタム級王座統一戦に臨むも、右肩脱臼により6回終了TKO負け。
 試合前には「負ければ引退」と口にしていたが、試合後に「悔いが残る」と現役続行を表明し、減量の厳しさからも階級アップを決断していた。10勝(2KO)1敗で、現在IBF同級8位。

9度防衛の元絶対王者アンカハス(アンカハスのインスタより

 そして今回、再度の世界挑戦への道が拓ける。IBFがスーパーバンタム級の挑戦者決定戦として、西田にアンカハスとの対戦を指名したのだ。勝者は井上への挑戦権を手にすることになる。

 アンカハスは元IBF世界S・フライ級王者で、過去9度の防衛を誇る技巧派サウスポー。22年にフェルナンド・マルティネスに判定負けで陥落。階級アップすると、24年2月に井上拓真のWBAバンタム級王座に挑戦もKO負けしている。
 しかし今年1月にはボディ攻撃で相手を悶絶KO、S・バンタム級のフィリピン王者となって世界戦線へ再始動した。37勝(24KO)4敗2分で、現在IBF同級5位。

『ボクシング・シーン』によると、IBFは9月23日までの交渉を命じ、成立しない場合は入札となる。

 SNSでは「グッドマンやピカソよりも(井上との試合を)見たいぜ!」「バケモン(中谷)とやった後に超バケモン(井上)を目指すの?すげぇ…」「修羅の道を歩むなぁ」と驚きの声が並んでいる。

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