「足指が裂けた！」UFC戦士がTKO負け、衝撃アクシデントにファン悲鳴

2025/09/20（土）UP
（最終更新：2025/09/20 21:42）

　9月14日に米国サンアントニオで開催された総合格闘技イベント『ノーチェUFC3』のフライ級マッチでアルデン・コリア（米国）と対戦したアレサンドロ・コスタ（ブラジル）が試合途中に親指の付け根部分の肉が大きく裂ける重傷を負い、その後のパンチ連打を受けてTKO負け。一体何が起きたのか。

【フォト】足指の根元が裂けて流血！痛々しい治療の様子も

　コスタは元Lux FLのフライ級王者。UFC2勝1敗の戦績でキャリア14勝で5KO・6一本と決定力が高い。対するコリアはFury FC とLFAで活躍しキャリア10勝8フィニッシュ（4KO・4一本）を誇るフィニッシャー。今回がUFC初出場だ。

　アクシデントは2R途中に起きた。突然コスタは何度も足元を見下ろす仕草。UFC実況陣はその理由が分からず困惑していたが、実はこのラウンド中に彼の左足の親指がケージに引っかかり、足指の間の肉が裂けてしまっていたのだ。

　コスタは2R終了後、足を引き摺りながらコーナーに戻る。この負傷の影響が大きく、コスタは3R開始から47秒で、相手のパンチ連打を被弾、味方陣営からもタオルを投入されTKO負けを喫した。

　大会後、コスタの裂けた親指を治療する生々しい映像がネット上に公開されると、「見ているだけで痛い」「なぜドクターストップしなかった」などファンから悲鳴の声が上がった。

　とてもレアなアクシデントだが、UFCでは過去に類似する事件が起きている。19年の「UFC Fight Night 164」の試合では、ジェームス・クラウスが足をケージに挟み、足指の間の皮膚が大きく裂ける負傷。試合は勝ったが、試合後にクラウスは手術を行った。一部のファンからは以前からケージの構造を改善する意見も上がっているが、具体的な策は発表されていない。

　なんとも不運なコスタ。復帰の時期は不明だが、早期回復を祈りたい。

▶︎次ページは【フォト】足指の根元が裂けて流血！痛々しい治療の様子も

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【フォト】足指の根元が裂けて流血！痛々しい治療の様子も

・51歳ミルコ ・クロコップ、大胸筋がムキムキ！その驚きのトレーニング

・【K-1】“両者反則”のカリミアンvsトループ戦はノーコンテストに「故意と断定できず」

・UFC金網激闘で流血、傷が金網の形に！なぜこうなった！

・【世界陸上】日本一100m美女、鍛えた太腿と美腹筋のマッスルポーズ！なかやまきんに君との交流が話題に