【K-1】“両者反則”のカリミアンvsトループ戦はノーコンテストに「故意と断定できず」
9月7日、東京・代々木第二体育館で行われた『K-1 WORLD MAX 2025』の[第6試合/HERO’Sルール ヘビー級/5分3R]シナ・カリミアン(イラン)vsブレイク・トループ(アメリカ)について、主催者預かりとなっていた判定結果が19日に発表された。
K-1実行委員会と審判部が映像での検証を行い、協議した結果、公式記録はノーコンテスト(無効試合)となった。
試合は2R、まずカリミアンが下から放った攻撃がアイポーク(目突き)となり、それに激高したトループが上からヒジを放った。
その流れから両者が揉み合って試合は中断。結果的にはリングドクターの診断の結果、トループが視界不良を訴えたことにより、K-1実行委員会と審判団は試合続行は不可能、裁定は主催者預かりとしていた。
先に反則行為を行ったカリミアンの指が、トループの目のあたりに当たった行為は、トループの上からの攻撃を避けながら行ったものであり、それが故意の攻撃であるかは断定できなかったという。
また、その後にトループが放った攻撃は、自身の目を攻撃されて視界を失った中でのもので、実際はヒジではなく前腕部分が当たっているようにも見えており、故意にヒジ攻撃を行ったものかは断定できなかったという。
よって、今回の試合で双方の行為を明確に反則であるとは判断できず、アクシデント性の強いものと見なし、公式記録は「ノーコンテスト=無効試合」となった。
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