那須川天心vs井上拓真戦の前に世界ランカー集結!中野幹士・坪井智也・増田陸が登場=11.24
11月24日(月・振替休日)に開催される『Prime Video Boxing 14』(TOYOTA ARENA TOKYO)では、メインイベントのWBC世界バンタム級王座決定戦で、同級1位の那須川天心(帝拳)vs同級2位の元WBAバンタム級王者・井上拓真(大橋)が対戦する。そのアンダーカード3試合が発表された。
セミファイナルには、中野幹士(帝拳)vsライース・アリーム(アメリカ)のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦。OPBF東洋太平洋王者でもある中野は現在、同級WBA5位、WBC3位、IBF7位、WBO7位と主要4団体すべてで世界挑戦圏内にいる。今年5月にはラスベガスで元世界ランカーから5度のダウンを奪う4回TKO勝ちを収め、9連続KO勝ち中のサウスポーで、戦績は14戦全勝(13KO)。
一方、「The Beast(野獣)」のニックネームを持つアリームは、元WBA暫定世界スーパーバンタム級王者。現在はIBF世界フェザー級5位で、戦績は23戦22勝(12KO)1敗だ。攻撃力のある選手同士の一戦だけに、1Rから目の離せない試合になるだろう。果たして、世界挑戦の切符をつかむのはどちらか。
セミファイナルの前には、坪井智也(帝拳)vsカルロス・クアドラス(メキシコ)のスーパーフライ級10回戦が組まれた。アマチュア時代に世界選手権優勝の実績を持つ坪井は今年3月にプロデビューし、3か月後の6月、わずか2戦目でWBOアジアパシフィック バンタム級王座を獲得。現在はWBO世界バンタム級14位にランクされている。
対するクアドラスは、WBC世界スーパーフライ級王座を6度防衛した実績を持つ元世界王者で、2年前にもWBC同級暫定王座を獲得。現在スーパーフライ級でWBC1位、バンタム級でWBO7位の実力者だ。戦績は、坪井が2戦2勝(1KO)、クアドラスが50戦44勝(28KO)5敗1分。坪井のスピードとスキルが勝るのか、それともクアドラスの経験が生きるのか。
さらに、増田陸(帝拳)vsホセ・カルデロン(メキシコ)のバンタム級10回戦も決定。WBA4位、WBC8位、IBF6位、WBO6位の増田は、9戦8勝(8KO)1敗の戦績が示すとおり、サウスポーの強打者で、世界ランカーとの対戦は今回が4度目となる。すでに世界挑戦を視野に入れており、2026年に計画している大勝負に向けて内容も問われる試合といえる。
WBC14位のカルデロンは、元WBC世界バンタム級王者のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に勝ってWBC中南米王座を獲得するなど、7連勝(4KO)と勢いに乗っている22歳。戦績は16戦14勝(6KO)2敗だ。今回も増田の左ストレートが炸裂するのか、それとも成長著しい若武者カルデロンが番狂わせを起こすのか。
なお、増田vsカルデロンからメインの那須川vs井上までの4試合が、Prime Videoで大会当日17時よりライブ配信される予定だ。
▶次ページは【動画】那須川天心、”新スタイル”「幽霊」のヒント語る!
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