カーフキック禁止論争が炎上!プロ格闘家も参戦し賛否噴出
今、ネット上でカーフキック禁止論争が浮上し、プロ格闘家も巻き込んだ炎上案件になっている。日本では、2020年に開催された『RIZIN.26』で堀口恭司が朝倉海をカーフキックでKOして話題となり、現在はキックボクシングの試合でも攻防が盛んに見られるようになった。なぜ、今頃になって「禁止すべき技」として問題視されているのだろうか。
事の発端は、今月12日に元K-1&Krush王者の卜部弘嵩氏が、自身のXで「カーフキックは、禁止にしていい技だと思う。あれは人体を破壊する技で一度破壊された選手は、しばらく戦いに戻れない。戦闘不能にし、選手生命を奪う技。武道としては理解できる部分はあるが、競技としては疑問が残る」と発信したからだ。
この投稿を見たユーザーからは「そんなこと言い出したら、顔面へのパンチやハイキックも危険なので禁止にすべき、となってしまいませんか?」や「それを言うなら『関節蹴り』を先に禁止にするべきだと思ってました」と反論する意見や「危険技は禁止されるべきというのは正しい」「出したら勝ちみたいな流れで面白い選手潰されるのは見ててつまらん」という同調するコメントも散見された。
そもそもカーフキックは、相手のふくらはぎ(カーフ)を蹴る技で、鍛えることが難しい部位を狙う技術とされている。一方で、まともに受けるとしばらく歩けなくなるほどのダメージを受けることもあり、骨折する試合も増えているのは事実だ。
とくにキックボクシングの試合では、国内だけではなく全世界でカーフキックの攻防ができないと勝ち切れない場面が目立ち、今やスタンダードになっている印象もある。もしも特定のキック団体がカーフキックを禁止にした場合、仮にカーフキック有りの試合に臨むことになればリスクも出てくるだけに、なかなか難しい問題ともいえよう。
プロ格闘家からの意見としては、元K-1王者の久保優太が「カーフキック禁止論争が話題だけど、普通にディフェンス出来ない人(ディフェンス方法を知らない人)が悪いと思う」とXでコメント。実際、軍司泰斗や石井一成などは、「カーフキックは効かない」とも明かしているため、ディフェンス法によって耐えられる蹴りなのかもしれない。
また平本蓮は「カーフキックよりもキックルールで胴回し回転蹴りのようなかけ逃げみたいな技を全面的に禁止にしてほしい。MMAならいいけどキックルールだと普通に倒れたら攻撃できないし技のかけ逃げが1番せこい」と胴廻し回転蹴りなどで見られる掛け逃げについて言及した。
さらに青木真也は13日配信の自身のYouTubeチャンネルで、カーフキック禁止論争を特集し、「MMAは攻撃範囲が広いため禁止にしなくていいけど、キックボクシングは我慢比べ大会みたいになっている。あまり面白いとは思えない」と指摘。動画では、野杁正明がタワンチャイと戦った際に蹴り返しでカーフキックを狙って攻略したとの見解を述べた。タワンチャイは、その後の試合で対戦相手からカーフキックの蹴り返しを受けて脚を骨折し、全治7ヵ月の怪我を負った。
そうした怪我人が増えている中で、カーフキック禁止論争が浮上したということなのだろう。プロ格闘家の中でも賛否出ているが、全体的な意見としては「禁止にすべき技は他にある」という指摘や、カーフキックを禁止にしたら格闘競技そのものが成り立たなくなるという極論も出ている。
カーフキック禁止論争は今に始まったことではないが、卜部氏が一石を投じたことで見直される可能性が出てくるのかもしれない。
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