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【DEEP】メガトンファイトのド迫力に場内興奮!MIKUはWINDYを圧倒して12連勝

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2009/10/10(土)UP

DEEP事務局
「DEEP 44 IMPACT」

2009年10月10日(土)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
※本戦開始前にフューチャーファイト開始17:45

▼メインイベント(第10試合) DEEPメガトン級タイトルマッチ 5分3R
○川口雄介(BLUE DOG GYM/王者)
KO 3R1分47秒 ※右ローキック
●誠悟(フリー/挑戦者)
※川口が初防衛に成功。

 メガトン級王者・川口の初防衛戦の相手は2年前の『DEEP 32 IMPACT』で対戦している誠悟。この時は川口が1R2分7秒でTKO勝利を収めているのだが、誠悟が試合開始のゴングが鳴る直前に自陣コーナーでジャンプした際に右膝を負傷。この怪我が原因で勝負が決まったという一戦でもある。

 川口が誠悟を退け初防衛に成功するか? それとも誠悟が2年前の悪夢を振り払いベルトを手にすることが出来るか?

 1R、いきなり距離を詰めていく川口! 右ストレートを誠悟の顔面に集める。ここから2人は青コーナー側でドン・フライVS高山義廣なりのノーガードのド付き合いを展開! 誠悟の腰が落ち、そこにヒザ蹴りを入れる川口! このまま川口の秒殺勝利かに思われたが、誠悟は驚異の打たれ強さを発揮し、逆にパンチを返していく。

 ブレイク後、左右のフックで前に出て行くのは川口。このラッシュで後退する誠悟だったが渾身の首投げ! これが見事に決まり、ここから必殺の袈裟固め! 

 一気に川口の首を絞り上げていくが、川口もこれを耐え抜いて立ち上がる。川口のローに誠悟が左フック。川口はジャブを細かく突いて誠悟を後退させる。しかしそこに誠悟も右フック! これが川口の顔面をかすめる。ジャブを突いて前に出る川口が誠悟をロープに押し込み、ブレイクという展開が続く。

 2R、ジャブと左フックで前に出る川口! 誠悟をロープ伝いに下がらせてパンチをまとめる。

 誠悟もファーストコンタクトの右フックを当てるが、川口は構わず前に出て誠悟の顔面に左右のフックをまとめる。ジャブを相打ちする2人。川口はロープにつめて誠悟にヒザ蹴り。左右のフックを返す誠悟。川口はローを蹴ってパンチで前進、誠悟をロープまで押し込んで誠悟のスタミナを削る。

 徐々に体力の消耗とダメージで足が止まり始める誠悟。するとここから川口がパンチの当たらない距離で右ローを連発! 誠悟はガードを下げて川口のローにパンチを狙う、肉を切らせて骨を断つ闘い方だ。

 川口の右ローを受けて必死にパンチを返す誠悟。しかし川口のローが誠悟の左足を的確に捉える。

 3R、ジャブと右ローで前に出る川口。誠悟もここまでのラウンドと同じように川口の右ローのパンチのカウンターを狙うが勢いがない。逆に川口の右ローがバチバチと誠悟の左足にヒット! この川口の右ローで体が流れる誠悟! そして誠悟の足が止まったところで、誠悟のセコンドについた中村和裕がタオルを投入! 

 川口が誠悟とのタフファイトを制し、見事にメガトン級のベルトを防衛した。

 試合後、マイクを持った川口はジム、職場の仲間、そして練習パートナーに「ありがとうございました」と挨拶。そして「火曜日にDREAMを見に行ったんですけど、そこで『あの人、格闘家っぽいよね』と言われました。皆さん、池袋BLUE DOG GYM、DEEP初代メガトン級王者の川口雄介です! 僕の名前を覚えておいてください! 次は大きな舞台で会いましょう!」とビッグイベントへの出撃を誓った。


▼セミファイナル(第8試合) 51kg以下契約 DEEP女子ルール 5分2R
○MIKU(クラブバーバリアン/DEEP女子ライト級王者)
判定3-0
●WINDY智美(パンクラスism)

 48kgでは敵なし状態となったMIKUがこの試合から本格的に階級をアップ! 藤井惠とのドリームマッチ実現に向けてWINDYとの一戦に挑んだ。これまでDEEPでは素足で試合をしてきたMIKUだったが、この日はシューズを着用してリングに上がる。

 1R、WINDYがパンチのフェイントから鋭いローキック。MIKUは細かいパンチで一気に距離を詰めてWINDYをコーナーまで押し込む。ここからMIKUはテイクダウンを狙いつつヒザ蹴り。WINDYも首相撲からヒザ蹴りを返す。

 ブレイク後、WINDYの右ローにMIKUがカウンターの右ストレート! これでWINDYがダウン! しかしWINDYがグラウンドで上を取り、ブレイクを待つ。

 ブレイク後、WINDYが左ミドルと右ストレート。MIKUはそれを受けつつもWINDYに組み付いてサバ折りでテイクダウンを奪う。ロープを背にして立ち上がろうとするWINDYだったが、MIKUをここでWINDYのボディにヒザ蹴り! MIKUは背中を見せて立ち上がろうとするWINDYのバックに回り込む。

 MIKUはWINDYのボディに鉄槌を落として嫌がらせをしつつ、WINDYの首を取ってチョークスリーパー。MIKUは残り30秒のところで腕十字! これはすっぽ抜けてしまうものの、立ち上がったWINDYをすぐにテイクダウン。亀になって立ち上がろうとするWINDYのボディにヒザ蹴りを落とす。

 2R、パンチからローにつなげるWINDY。MIKUはジャブを突いて前蹴りでWINDYをコーナーに吹っ飛ばすと左右のストレート! 

 組みの攻防ではWINDYにテイクダウンを奪われるMIKUだったが、MIKUはすぐに下から足関節。そのままWINDYのバックに回り込む。しかしWINDYもすぐに反転して正対、グラウンドの攻防を許さない。

 試合がスタンドに戻ると、すぐに距離を詰めてWINDYをコーナーに押し込むMIKU。ここからWINDYの首をキャッチしてヒザ蹴り! キックボクサーのWINDYを首相撲でも翻弄する。そしてMIKUはWINDYを投げてテイクダウンすると腕十字! 

 これは抜けるものの、MIKUはオモプラッタでWINDYをコントロールしてグラウンドで上のポジションをキープする。

 残り1分、サイドポジションでWINDYを押さえ込むMIKUはボディにパンチを落としながら腕十字狙い。WINDYが脇を締めてそれをディフェンスするとボディにヒザ蹴りを入れる。そして残り10秒、MIKUがアンクルホールド。WINDYがボディに鉄槌を落としたところで試合終了となった。

 判定は3-0でMIKU。文句なしの判定勝利を収めたMIKUだったが「今日は満足のいく試合じゃなかったかなと思います。まだまだ足りないのかなと思います。新たな気持ちで練習をしていかなければいけないなと思います。また応援よろしくお願いします」と試合を振り返った。

≫次ページは長谷川秀彦vs上山龍紀、桜井隆多vsホセア・ワレ、金原弘光vsMAX宮澤

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