【RISE/レベルス】板倉、引退試合で無念のTKO負け
▼第7試合 60kg級 REBELSルール 3分3R
○町田 光(橋本道場/Japan Kickboxing Innovation/REBELS 60kg級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●チホミール・ミテフ(ブルガリア/YORK GYM/WKNムエタイ世界60kg級王者、WKN世界60kg級王者、WKN欧州60kg級王者、アマチュアムエタイ欧州王者、WAKOバルカンK-1王者)
居合い斬りの動作を取り入れた“居合いパンチ”で人気の町田が、ついに世界に挑む。対戦相手にミテフは世界タイトル2冠を含む5冠王の19歳。36戦35勝(11KO)1敗という驚異的な好戦績を誇る。
1R、パワフルかつスピードのある左右フックを振り回すミテフ。町田はボディブローとロー。町田が居合いパンチを見せると、なんとミテフも居合いパンチを繰り出した。
2R、町田が刀を抜くポーズを見せると、ミテフも同じく刀を抜くポーズ。しかし、そこへ町田が右ハイキック。
それをきっかけに激しい打ち合いが展開される。ミテフのボディブローに町田はヒザ蹴りで応戦。
3Rは左右ミドルとローの蹴り合い。ミテフはパンチで打ち合いながら右回転のバックブローから左回転のバックブロー。
町田は右ハイとパンチの連打。ノンストップの打ち合いが展開され、手数とヒット数で上回った町田が判定勝ち。ミテフにも大きな拍手が送られた。
▼第6試合 REBELS65kg級王座決定戦 REBELSルール 3分5R
○UMA(ユウマ/K&K BOXING CLUB/REBELS 65kg級3位)
判定3-0 ※49-48、49-48、49-47
●中村広輝(赤雲會/REBELS 65kg級1位、LEGENDライト級王者、TENKAICHIスーパーライト級王者、元全沖縄ライト級王者)
※UMAが第2代王座に就く。
中村は沖縄古流の空手道を修練する赤雲會で一撃必殺の拳を作り上げ、UMAは飛びヒザ蹴りや後ろ廻し蹴りが得意。両者は1月大会で対戦し、判定0-0で引き分けている。決着戦はREBELS 65kg級王座を懸けての戦いとなった。
1R、サウスポーのUMAは三日月蹴りを中心に左の蹴りを多用、飛びヒザ蹴りも繰り出す。パンチが得意な中村はなかなか近付かせてもらえない。
2R以降もUMAは徹底して前蹴り、サイドキックで中村を突き放す。中村が近付いてくると飛びヒザ蹴り。パンチも細かく連打。
しかし4R、中村が左右ボディブローと強引に入り込んでのフックでUMAをロープに詰まらせる場面も。
最終5R、UMAは前蹴り、サイドキック、ヒザ蹴りで前に出て行く。中村はロー、ボディブローから左右フック。止まらない蹴りの連打でUMAが押し切り、UMAが新王座に就いた。
北海道にチャンピオンベルトをもたらしたUMAはリング上で号泣。「チャンピオンになったからにはレベルスを代表してこれから強い選手と戦っていきたいです」と涙ながらに語った。
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