【Krush】堀尾がK-1ファイターに苦闘の末、初防衛成功
▼第7試合 スーパーファイト Krush -60kg Fight 3分3R延長1R
○闘士(池袋BLUE DOG GYM)
KO 1R 2分15秒 ※左フック
●山本真弘(Golden Globe/Krushライト級GP 2009王者)
山本はキャリア13年のベテラン選手で、これまで60kg前後の階級で数々のタイトルを手にし、“60kg級最強の男”と呼ばれた。だが、1月のK-1では-60kg初代王座決定トーナメントの優勝を逃し、8月には若手のレオナ・ペタスに不覚の敗北。闘士は記者会見で「彼はもうスピードスターじゃない。今は俺の方が絶対に速い。どう考えても俺の方が強いとしか思えない」と豪語した。
1R、軽快なフットワークからの左ストレートで攻めていた山本だが、闘士の右三日月蹴りを何度もまともにもらう。そして、闘士は山本の左ミドルをキャッチして同時に放ったカウンターの左フックでダウンを奪い、山本はそのまま立ち上がることが出来なかった。
KO勝ちを飾った闘士は、「今から忘年会に行く人がいると思いますが、思いっきりうまいビールを飲んでください。前田さん、来年お願いします」と、前田憲作K-1プロデューサーにK-1出場をアピールした。
▼第6試合 Krush -70kg Fight 3分3R
○山崎陽一(シルバーウルフ)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●小鉄(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
※本戦は28-27、27-28、28-28。
山崎vs小鉄は-70kgきっての強打者同士による初対決。山崎は4月のKrush -70kg級王座決定戦、7月のK-1 WORLD GP IN JAPAN -70kg初代王座決定トーナメントと2連敗でこの一戦を迎えた。対する小鉄は3連続KO勝ちで波に乗っていたが、8月に敗れて連続KO勝ち記録がストップ。両者とも再起を懸けたサバイバルマッチとなった。
1R、両者パンチとローで交互に攻め合う。前半は山崎のアグレッシブが目立ったが、後半は小鉄の細かいヒットが目立った。
2R、山崎はボディをパンチで攻め出す。山崎の左右フックに小鉄は右ローで対抗。
3R、小鉄がパンチの連打で勝負をかけ、山崎は左右フックで応戦する。さらに右アッパーをヒット。小鉄の左右ローが効いているように見えるが、山崎は前へ出てパンチを振り回す。そこへ小鉄が左飛びヒザ蹴りを突き上げ、続く右ストレートでダウンを奪う。
しかし、ラッシュにきた小鉄を山崎が左フックでダウンのお返し、起きた小鉄に右フックを叩き込む。本戦の判定は三者三様のドローとなり、延長戦へ。
小鉄は前蹴りとロー、山崎は顔面とボディへのパンチ。山崎の強打で小鉄がやや仰け反るが、小鉄も負けじとパンチとヒザを打つ。接戦は判定にもつれ込み、判定2-1の僅差で山崎の勝利となった。
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