【極真海外】ロシアvs世界混成チーム6対6で日本人選手が勝利
世界極真格闘連盟
「世界プロ極真マッチ ヤンブルグカップ」
2016年5月21日(土・現地時間)ロシア・ノヴィ・ウレンゴイ
モスクワに本部を置く世界極真格闘連盟(WFKO)は、毎年4~5回世界各地で各極真空手団体の優勝者クラスを集め、ワンマッチ形式で大会を開催。この大会は「極真というフルコンタクト空手」を世界的にハイレベルな種目として認知させるようにロシア政府・財閥の支援のもとで開催されており、ハイレベルな大会を目指すという意味で「プロフェッショナル極真」を提唱しているという。
北極海近くのロシアの都市ノヴィ・ウレンゴイで開催された今大会では、ロシア最強軍団とも言われているという極真ガスプロムチームと世界混成チームによる6対6の対抗戦が行われた。
KWU世界大会優勝のアルトゥール・ティロフなど世界トップクラス選手が極真派閥を越えて参戦。日本からは、5月1日に開催された極真館全日本ウェイト制選手権大会軽重量級で優勝した宮原穣(KWF日本)が出場した。
試合は-75kg、-85kg、+85kgの3階級でそれぞれ2試合ずつ行われ、宮原は-85kgの第1試合に出場。2013・2015年IFKヨーロッパカップ優勝のアンドレイ・ボリゾフ(IFKロシア)と対戦し、北極都市への長旅にもめげず2分5Rを戦い抜いて勝利。最高殊勲選手にも輝き、チャンピオンベルトと奨学金を獲得した。
また、チーム対抗戦の結果は3勝3敗で引き分けとなっている。
<試合結果>
[-75kgクラス]
▼第1試合
○エフゲニー・ソロメニコフ(IFKロシア・ヤンブルグ/IFK ヨーロッパカップ優勝)
判定5-0
●ダビッド・オズガ(IFKイギリス/2013全英オープン優勝)
▼第2試合
○アントン・アドシュケビッチ(IFKロシア・ヤンブルグ/IKO MATSUSHIMA世界大会優勝)
判定4-1
●ホアセ・チェポ・プリンス(南アフリカ/2015WFKOアフリカ軽量級優勝)
[-85kgクラス]
▼第1試合
○宮原 穣(KWF日本/2016極真館全日本ウェイト制選手権大会軽重量級優勝)
判定3-2
●アンドレイ・ボリゾフ(IFKロシア・ヤンブルグ/2013・2015IFKヨーロッパカップ優勝)
▼第2試合
○ジョナタン・レドンド(極真連合会スペイン/全英オープン優勝、ヨーロッパ大会優勝)
判定5-0
●デニス・チェプカソフ(IFKロシア・ヤンブルグ/2012 IFKヨーロッパカップ優勝)
[+85kgクラス]
▼第一試合
○ビタリー・イシャフネリ(IFK ロシア・ヤンブルグ/2016 IFKロシア大会優勝)
判定5-0
●ケビン・ウィックランド(世界総極真/極真連合会ヨーロッパ大会優勝) ※ウィックランドが棄権
▼第2試合
○イリヤ・ヤコブレフ(新極真会カザフスタン/新極真会アジア大会優勝)
判定5-0
●アルトゥール・ティロフ(IFKロシア・ヤンブルグ/2013 KWU世界大会優勝)
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