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【極真館】藤井が四連覇達成、46歳古賀が全日本再挑戦

2016/11/13(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

藤井(右)の胸への突きの連打で古賀(左)の動きが止まり藤井が勝利。見事、4連覇を成し遂げた

極真空手道連盟 極真館
「2016 全日本空手道選手権大会」
「2016 全日本女子空手道選手権大会」
2016年11月13日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館

 今大会は来年11月に日本(東京体育館)で開催されるKWU(極真ワールドユニオン=複数の極真系国際連盟などが加盟・本部スイス)主催の世界選手権の日本代表選抜戦として男子は無差別級トーナメント、女子は2階級(55kg以上、以下)で、出場権をかけ凌ぎを削った。

 男子で決勝に進出したのは今大会4連覇がかかる藤井将貴(ふじい・まさき=26歳、180cm・102kg/極真館・城南品川支部)と古賀裕和(こが・ひろかず=46歳、174cm・85kg/極真館・川崎元住吉)だった。

 古賀は13年前の2003年極真館・第1回全日本で準優勝し3回大会(3回戦敗退)を最後に全日本大会から退いていた。

 今回は10年ぶり、46歳の再挑戦ではあったが、出場の理由を「自分の道場で指導しながら選手とも一緒に練習していたが、自分が育てた生徒と一緒に試合に上がったことが無かったので、出てみようかな、という気持ちから」というように、空手を常に研究し、選手たちと一緒に練習してきただけあって、落ち着いて技を見切り、的確に突きの連打と重い下段蹴りを当てていき勝ち上がってきた。

 古賀は準決勝戦、優勝候補で今年2月のKWF(極真国際連盟の一つ)のユーラシアオープン3位で、続く5月の極真館・全日本ウエイト制大会重量級で優勝した宮原穣(22歳=KWF極真会館)と対戦。

胴回し回転蹴りを放った宮原だが、蹴り終わりで背中から落ちたところに古賀が下段突きを決めて技ありを奪った

 初戦から圧倒的強さで勝ち上がってきた宮原はこの準決勝も古賀に対して上段回し蹴り、膝蹴り、突きと技を切らさず優勢に攻め続けていたが、試合終盤に宮原が出した胴回し回転蹴りを古賀が見切り、宮原が蹴り終わりで背中から落ちたところに下段突きを決め技ありを奪う(胴回し回転蹴りなどの捨て身技を見切られ背中がついた状態を死に体とされ、そこに突きを出すと技ありとなる)。その後、宮原が古賀に上段膝蹴りで逆転を狙うもポイントに至らず、試合終了。古賀が大逆転勝利となった。

 決勝戦、藤井はここまで軽快なヒットアンドアウェイで相手に触らせず、隙を見て突き、蹴りを入れ一本勝ちを含め勝ち上がってきた。決勝では古賀に対し遠い間合いからの前蹴り、下段回し蹴り、前後左右にステップしながらトリッキーな動きで技を入れる。古賀も細かく反撃するが、後半藤井の胸への突きの連打で古賀の動きが止まり5-0の判定で藤井が勝利。見事、4連覇を成し遂げた。

(左から)準優勝・古賀、優勝・藤井、3位・宮原、4位・舩先

 藤井は試合後のインタビューで組手を変えた理由を「ガチャガチャ接近戦で打ちあうのではなく、しっかり距離をとって、より空手らしく技を出すことを心がけました。技を出すときは相手が避けられないタイミングを狙って要所要所で強い技を入れる、そんなテーマで挑みました。理想には程遠いですが少しはできたかなと思います」と語った。

 来年の世界大会には男子は上位2名、藤井と古賀が決まった。

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全日本女子トーナメントでは“空手こまち”が優勝

小玉(右)は青田(左)に対し得意の刺さるような胸、ボディへの連打で攻める

 55kg以上級には、“空手こまち”のリングネームでプロ格闘技イベント『J-GIRLS』のフェザー級で活躍する小玉さつき(26歳=国際合氣柔術空手 武心会)が参戦。パンチが得意で8月のJ-GIRLSでは2R、ボディブローでKO勝ちを収めている。空手では今年5月のJFKO(国内282流派団体が加盟するフルコンタクト空手統括組織)主催の全日本フルコンタクト選手権の軽重量級で3位にも入っているほどのトップ選手。

 決勝戦の相手は一昨年の全日本を制し、昨年のKWU世界大会の日本代表選手である青田真季(23歳=極真館福島)。小玉は青田に対し得意の刺さるような胸、ボディへの連打を中心に攻める。青田も重い突きで反撃するが、小玉の攻撃は止まらず判定3-1で小玉が初優勝を果たした。

(左から)準優勝・青田、優勝・小玉、3位・高坂

 優勝した小玉は「全日本で優勝できたので来年の世界大会日本代表権を獲得しました。世界大会で優勝を目指して頑張ります。また、来年はJFKOの全日本で今度こそ優勝をしたいのと、J-GIRLSでもタイトルを獲得したいです。押忍!」と笑顔でインタビューに答えた。

 また55kg以下級では2013年のKWF主催のワールドカップ決勝と同カードの佐藤エリカ(20歳=KWF極真会館)と伊藤里紗(23歳=士衛塾)の対戦となったが前回同様、佐藤が勝利。判定5-0で伊藤を下し、来年の世界大会日本代表に選ばれた。

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<男子入賞者>
優 勝 藤井将貴(城南品川)
準優勝 古賀裕和(川崎元住吉)
第3位 宮原 穣(KWF極真会館)
第4位 舩先 雄(奈良県北)
第5位 高橋元樹(埼玉西北)
第6位 遊佐隆介(川崎元住吉)
第7位 徳永稜也(城南品川)
第8位 臼井祐介(大阪南)
敢闘賞 古賀裕和(川崎元住吉)
技能賞 古賀裕和(川崎元住吉)

<女子入賞者>
▼-55kg
優 勝 佐藤エリカ(KWF極真会館)
準優勝 伊藤里紗(士衛塾総本部)
第3位 塩﨑愛子(東京本部・砂町/池尻大橋)
第3位 藤原 愛(埼玉県西)

▼+55kg
優 勝 小玉さつき(国際合氣柔術空手武心会)
準優勝 青田真季(福島県)
第3位 高坂みなみ(所沢)
優秀選手賞 佐藤エリカ(KWF極真会館)

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