【レベルス】潘が試練の三連戦で2連勝、打倒スアレックを宣言
Def Fellow
「REBELS.48 & INNOVATION ChampionsCarnival」
2017年1月22日(日)東京・ディファ有明
▼メインイベント 第13試合 スーパーライト級 3分5R WPMFルール
○潘 隆成(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーライト級王者)
判定3-0 ※50-46、50-46、50-47
●UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg級王者)
潘は当初「試練の3連戦」第2戦として、ピエトロ・ドウリャとの対戦が決まっていたが、ドウリャが練習中の怪我のため欠場。代わってUMAとの対戦が決まった。
潘は昨年12月の試練の3連戦第1戦ではラット・ウォーヴィチアンラットを1RでTKOに破り、現在4連勝中と絶好調。対するUMAは昨年4月のシュートボクシングで、タイの強豪タップロン・ハーデスワークアウトから番狂わせのTKO勝利を収めている。
UMAは計量で600グラムオーバーしたが、潘陣営が了承したためグローブハンディなどのハンディはなしで行われた。
1R、序盤はUMAがジャンプしてのパンチ、ヒザ蹴りを見せる。潘はUMAの蹴り足をキャッチしては転倒させ、相手のリズムを崩す。さらに右ミドルと奥足を狙った右ローを蹴り分けて優勢に。
2R、左のパンチを狙い撃ちにするUMA。しかし、潘の右ハイがヒットするとUMAの動きが止まる。そこへパンチを連打する潘。このピンチを逃れたUMAはパンチを細かく出していくが、潘は前へ出続ける。
3R、パンチを連打してくるUMAに強い右ミドルを蹴る潘。接近して細かくパンチを連打するUMAだが、潘の右ミドルで押し戻される。潘はさらに右ローもヒットさせた。
4R、UMAが前へ出てきたところにショートの右をヒットさせた潘。それでもUMAは手数を出してパンチを打ち続ける。潘は右ハイ、右ミドルを蹴り続けた。
5Rもパンチの手数を出して前へ出るUMAを潘がローとミドルで迎え撃つ展開。やや疲れの見える潘は終盤パンチをもらう場面もあったが、右ミドルをしっかりと蹴り返していき、大差の判定勝ちを収めた。
潘はマイクを持つと、「自分が思っていたメインの試合は出来なかったんですが、試合を受けてくれたUMA選手に感謝します。しっかり準備して3月のレベルスでスアレックを倒します」と、3月11日・後楽園ホール大会での試練の3連戦最終戦で対戦が決まっている“超攻撃型ムエタイ”スアレック・ルークカムイ(タイ)での必勝を宣言した。
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・日菜太を継ぐエースに名乗り、潘が試練の3連戦
【試合動画】潘隆成vsNOBU BRAVERY(WPMF日本王座決定戦)
▼セミファイナル 第12試合 WBCムエタイ日本フライ級王座決定戦 3分5R
○岩浪悠弥(橋本道場/INNOVATIONフライ級王者)
判定3-0 ※50-46、50-47、50-47
●ローズ達也(ワイルドシーサー沖縄/INNOVATIONフライ級1位)
※岩浪が新王座に就く。
両者は一昨年9月、沖縄で開催されたTENKAICHIでのINNOVATION次期フライ級王座挑戦者決定戦で対戦し、岩浪が判定勝ち。王座挑戦権を獲得し、同年12月に当時王者だった勇児を破りタイトルを獲得したが、現在3連敗と崖っぷち状態。一方、ローズは長らく伝統のMA日本フライ級のトップランカーであり続けたベテランファイター。
1Rは静かな立ち上がり。2Rになると一気に試合が動き出し、岩波は強い右ロー、右ミドルを次々蹴っていく。
3R、サウスポーのローズは左ミドル、左ローからパンチで前へ出ていく。それに対し、淡々と蹴り返す岩波。
4R、岩波の有効打でローズは左目上から流血。岩波は首相撲に持ち込んでのヒザ蹴り連打、ローズも反撃するが、岩波は右ヒジも繰り出す。
5R、勢いよく攻め込むローズだが、岩波の首相撲に捕まる。離れると岩波はミドルとロー。
ローズが近づくと右ヒジを見舞う。岩波がディフェンス能力の高さを見せつけ、岩波が大差の判定勝ち。念願のWBCムエタイ王座を手にし、2冠王となった。
・【試合動画】岩浪悠弥vs翔・センチャイジムのタイトルマッチ
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