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【ムエタイ】サックモンコンが梅野をダウンさせ王座奪取

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2017/05/17(水)UP

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2017年5月17日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム

▼ラジャダムナンスタジアム認定ライト級タイトルマッチ 3分5R
〇サックモンコン・ソーソンマイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定ライト級7位・挑戦者)
判定3-0 ※49-46、49-47、49-46
●梅野源治(PHOENIX/ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
※サックモンコンが新王座に就く。梅野は初防衛に失敗。

当日朝の計量で顔を合わせた両者。ライト級では背の高い梅野(左)よりもサックモンコン(右)は大きかった

 梅野が昨年10月に奪取したムエタイ最高峰ラジャダムナンスタジアム王座の初防衛戦を、敵地タイに乗り込んで行った。挑戦者は178㎝の梅野を上回る185㎝の長身を誇るサックモンコン。タイトル挑戦が発表された時は一階級上のスーパーライト級3位だったが、現在はライト級7位にランキングされている。

 1Rからパンチで積極的に攻める梅野に、サックモンコンも左ストレートの連打を見舞い、前蹴りで吹っ飛ばす。右フックと左ローを放つ梅野にサックモンコンはワンツーをカウンターで叩き込む。梅野は倒し急いでいるのか、いつになく攻めの姿勢。

計量後、テレビのインタビューを受ける両者。現地でも注目度が高いことがうかがえる

 しかし、サックモンコンのヒジを梅野が下がってかわすと、その直後にサックモンコンが右ストレートで梅野をダウンさせる。これはレフェリーがダウンをコールしなかったが、立ち上がったところへもう一発右フックをもらい、今度はダウンが宣せられる。梅野はヒジで挽回しようとするもすぐにラウンド終了。

 2R、左ローを蹴る梅野にサックモンコンは前蹴りを連発。ダウンの失点を取り戻そうと前に出る梅野。前蹴りで押し戻され、左ミドルをもらう。パンチ、ヒジを打つ梅野にサックモンコンは左ミドルを合わせる。左ローからの右フックでサックモンコンが転倒。サックモンコンは左ミドルの連打、さらにヒジを狙ってくる。

 3Rが始まるとさっそく首相撲の展開に持ち込むサックモンコン。梅野は右ローを蹴って右ストレートを狙うが、かわされて組まれてしまう。梅野もヒザ蹴りで応戦。梅野の右フック、ヒジがヒットし、さらにヒザ蹴り。前に出る梅野に左ミドル、左ヒザ蹴りを入れるサックモンコン。梅野はそれでも前へ出てヒジを叩き込み、組まれるとヒザ蹴り。サックモンコンは梅野の左ミドルをキャッチしての左ストレート連打。

 4R、梅野を長いリーチから繰り出すジャブでのけ反らし、前蹴りで突き飛ばすサックモンコン。梅野はガムシャラにパンチを打つ。ヒザ蹴りにも構わずパンチを放ち、相手はそれをかわしてのヒザ蹴り。梅野の右フックがクリーンヒットするが、相手はすぐに組み付く。梅野がパンチで迫っても組まれるため連打が続かない。

 5Rもパンチを繰り出して前に出る梅野に組み付くサックモンコン。ヘッドロックのような形で梅野は動きを封じられてしまう。サックモンコンは前蹴りで突き放し、ヒザ蹴りを合わせてくる。長いジャブ、前蹴りに苦しむ梅野。強引に入り込んでも組まれてしまいパンチ、ヒジがなかなかヒットしない。

 そしてサックモンコン側応援団からのカウントダウンが始まり、相手は両手を広げてリング内を走る。勝利を確信しての動きだ。試合終了となり、判定3-0でサックモンコンが勝利。梅野は敵地での初防衛という快挙を達成することは出来なかった。

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