【ムエタイ】天才少年・吉成名高のヒジ炸裂、ラジャダムナンで完勝
7月17日(月・現地時間)タイ・バンコクにあるラジャダムナンスタジアムで開催された『スック シェフブーントゥム』に元ジュニア17冠王の“天才少年”でWMC世界ピン級王者・吉成名高(エイワスポーツジム)が出場した。
吉成は第1試合の45kg契約で出場し、相手はライフン・ソーサックサヤーム(タイ)。フィームー(テクニシャン)の選手だという。
1R、2Rはお互いに相手の動きを確かめるような展開で始まった。試合が動き始めたのは3R。ライフンは右の蹴りを出すが、吉成はその蹴りをカット、スウェーして左のミドルキックをヒットさせる。
3R終盤に相手のパンチにヒジを合わせこれがヒットし、ライフンは右目をカットする。この攻撃で大流血と右目が大きく腫れ上がった。17針を縫う傷であった。
4R、後がないライフンはパンチで前に出る。吉成は左ミドルを蹴り続ける。4R終了時点で賭け率は50:1。KOがないかぎり吉成の勝ちは決まる。5R、1分が経過するとライフンは諦め手を止める。吉成が勝利した。
吉成は「今回、約2カ月ぶりの試合だったので緊張してしまい動きがとても硬くなってしまいました。試合中、焦ることは1度もなかったですが、ヒジの攻撃以外は本来の力の50%くらいしか出せませんでした。中川会長から次のラジャダムナンの試合が8月24日に決まったと言われました。つぎの試合は46kg契約です。105ポンド(47.65kg)のラジャダムナンのチャンピオンになるため、頑張ります。応援ありがとうございました」とコメントしている。
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