【UFC】コバルケビッチが母国で涙の復活勝利
▼メインイベント ウェルター級 5分3R
○ダレン・ティル(24=イギリス)
TKO 1R 4分20秒
●ドナルド・セラーニ(34=アメリカ/同級6位)
セラーニは32勝9敗1無効試合の戦績を誇るベテラン。2011年5月から参戦するUFCでは、ライト級で8連勝を収めて2015年12月に同級王座に挑戦するなど活躍している。昨年2月からウェルター級に転向し、いきなり4連勝を収めたが、ここ2試合はいずれもトップランカーのホルヘ・マスヴィダルとロビー・ローラーに連敗。今回は連敗脱出が懸かった一戦となる。
対するティルは2013年2月にプロデビューし、15勝1無効試合の戦績で無敗を維持する若き実力者だ。UFCには2015年5月から参戦し、3勝1無効試合の戦績を収めているが、上位ランカーとの対戦は今回が初めてとなる。
1R、細かく右ジャブを繰り出しながら前進するティル。セラーニは早々に片足タックルを仕掛けるが、ティルは片手を相手の脇に差して踏ん張りテイクダウンを許さない。セラーニがいったん離れると、ティルはすぐに間合いを詰め、右ジャブから左フックにつなぐ攻め。
セラーニが2度目のタックルで仕掛ける。ティルは尻餅を着かされるが、すぐに立ち上がり組みの攻防へ。セラーニが突き放して自ら離れると、ティルはすぐに距離を詰めて右ジャブから左フック&アッパーを振るう。
インロー&ミドルを返し始めたセラーニだが、ティルの鋭いワンツーを被弾。腰から崩れ落ちるのを何とか踏ん張り、ガードを上げて後ろへ下がるセラーニに対し、ティルはさらに追撃のエルボーからパンチ連打。セラーニは頭を両手で覆うもサンドバック状態となり、最後は背を向けてマットにうつ伏せになったところでレフェリーが試合を止めた。
ティルがベテランランカーのセラーニを圧倒TKOに下し、16戦無敗をマーク。試合後にマイクを向けられると、ティルはセラーニに感謝の言葉を述べる一方で、ケージサイドにいたUFCウェルター級15位マイク・ペリー(26=アメリカ)と挑発合戦も繰り広げ、会場を盛り上げた。
Photos by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
<その他のメインカード試合結果>
▼ライトヘビー級 5分3R
○ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)
一本 2R 2分02秒 ※リアネイキドチョーク
●デビン・クラーク(アメリカ)
▼ミドル級 5分3R
○オスカル・ピエホタ(ポーランド)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ジョナサン・ウィルソン(アメリカ)
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