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【UFC】阿部、石原、廣田の日本勢は勝利ならず

2018/02/11(日)UP

ジュモー(右)とパンチの打ち合いを繰り広げる阿部(左)

『UFC 221』
2018年2月11日(日・現地時間)オーストラリア・パース パース・アリーナ
Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images 

▼ウェルター級 5分3R
○ルーク・ジュモー(29=ニュージーランド)
判定3-0 ※29-28、29-27、28-27
●阿部大治(26=HMC/パンクラス・ウェルター級王者)

 阿部は2016年7月、プロ5戦目にしてパンクラスのウェルター級王座を獲得し、昨年9月の日本大会でUFCデビュー。イム・ヒュンギュを相手に判定勝ちを収め、白星スタートを切った。

 対するジュモーは12勝4敗のプロ戦績を持ち、UFCでは今回が3戦目。前回の試合出場は阿部と同じく昨年9月の日本大会で、ジュモーは元パンクラス・ミドル級王者の安西信昌に判定負けしている。

 1R、序盤に左フックを被弾して一瞬よろめいた阿部だが、その後は打撃戦を優位に展開。ジュモーをケージ際まで追い込むと、阿部は左ジャブから強烈な右フックをヒットさせ、一気にパンチのラッシュを浴びせる。

 さらにジュモーが組みつこうとしたところへ、阿部の右アッパーがクリーンヒット。ジュモーが前方に崩れて亀の状態になったところへ、阿部は追撃のパウンドを落とす。ジュモーもここから立ち上がりパンチを打ち返して応戦するが、阿部がヒットを重ねた。

 2R、開始早々にジュモーがタックルでテイクダウンに成功。阿部はすぐに立ち上がり、両者は再びスタンド戦へ。左ボディと顔面への右フックを繰り出すジュモーに対し、阿部は遠めの間合いから一気に踏み込んでパンチを返すが、疲れからか徐々にペースダウンが目立つように。

 3R、ジュモーは回り込みながらの左フック、一気に踏み込んでの右フックと、パンチで積極的に仕掛ける。手数を落とす阿部は、ジュモーが右フックを狙ったところでカウンターの右ショートフックをヒットさせるが、これがアイポークとなってしまう。ジュモーにドクターチェックが入り、阿部は口頭注意を受ける。

 試合再開が再開されると、ジュモーが蹴りを上下に散らし、右ローを受けた阿部はバランスを崩すように。終了間際にもジュモーの右ローで阿部は転倒し、鉄槌連打を浴びた。

 初回を取った阿部だが、ジュモーに逆転を許して判定負け、プロ7戦目にして初黒星を喫することとなった。


鋭いパンチでキノネス(右)を追い込んだ石原(左)。悔しい判定負けとなった

▼バンタム級 5分3R
○ホセ・キノネス(27=メキシコ)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●石原“夜叉坊”暉仁(いしはら・やしゃぼう・てると/26=Team Alphamale Japan)

 石原はUFCの選手育成番組『ROAD TO UFC JAPAN』での活躍を機に同団体と選手契約を結び、2016年3月にU本格参戦を果たした。フェザー級で3勝2敗の戦績を残していたが、今回からバンタム級に階級を落として試合に臨む。

 対するキノネスは2014年11月からUFCに参戦。初戦は落としたが、以降は3連勝と好調をキープしている。

 1R、蹴りの相打ち直後にキノネスがタックルでテイクダウンを奪取。石原はすぐに立ち上がるも、キノネスに組み伏せられて、バックマウントからチョークを狙われる苦しい展開が続く。しかし、ここは極めさせずに凌いだ石原は、キノネスの攻めが切れたところで立ち上がることに成功する。

 ここから打撃戦を仕掛けた石原は、キノネスを首相撲に捕らえてヒザ蹴り連打を入れ、巧く足を払ってテイクダウンも奪う。キノネスはすぐに立ち上がるも、再び打撃戦から石原の左フックを被弾して一瞬よろめく。石原が追撃の飛びヒザ蹴りを放ったところでラウンド終了となった。

 2R、右ジャブから前に出る石原に対し、キノネスは右構えにスイッチして右ロー。たびたびスネを蹴られてバランスを崩していた石原であったが、タックルでテイクダウンを成功させる。

 キノネスが立ち上がるとなおもパンチで積極的に仕掛ける石原。終了間際にはキノネスが前に出たところで、石原の左フックカウンターがヒット。石原がさらに左フックをもう一発入れるとキノネスはダウンするが、ここでラウンド終了のホーンが鳴った。

 3R、パンチを搔い潜って組みつくキノネスに対し、石原は突き放してヒザ蹴りを入れる。石原もタックルでテイクダウンを狙うが、これはキノネスがカット。両者は再び打撃戦を展開し、一進一退の攻防が続いた。

 勝敗の行方は判定に。石原は鋭いパンチでダウンも奪ったが、ジャッジは3者ともキノネスを指示した。石原はバンタム級転向1戦目を落とし、UFCでの戦績は3勝3敗となった。

●次ページ:廣田瑞人のライト級転向1戦目

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