【ベラトール】元K-1 MAXの大ベテランがキックマッチ出場、100勝目はお預けに
Bellator Kickboxing
「Bellator Kickboxing 9」
2018年4月6日(金・現地時間)ハンガリー・ブダペスト BOKホール
Photo by Bellator Kickboxing
▼163ポンド契約 3分3R
○エダー・ロペス(20=ポルトガル)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●ジョン・ウェイン・パー(41=オーストラリア/元ISKAムエタイ世界ミドル級王者)
アメリカの総合格闘技団体『Bellator MMA』のキックボクシング部門『Bellator Kickboxing』(以下ベラトールキック)に、オーストラリアのレジェンドファイターとして知られる元K-1戦士ジョン・ウェイン・パーが参戦。キャリア100勝目を目指し、21歳下の新鋭エダー・ロペスと拳を交えた。
ウェインは2002年のK-1 WORLD MAXオセアニアトーナメントで準優勝し、2004年の同世界トーナメントでもベスト8進出などの実績を残した大ベテランだ。武田幸三を2度にわたってKOしたほか、ドゥエイン・ラドウィックやマイク・ザンビディスからも勝利を上げている。
41歳を迎えた現在も一線で活躍しており、2016年6月から6連勝中と好調をキープ。ベラトールキックには昨年4月から参戦し、2試合連続でKO勝ちを収めている。今大会では10勝2敗のプロ戦績とISKA欧州トーナメント優勝の実績を持つロペスとの対戦となった。
1R、ワンツーからの左ミドルや右ロー連打などで積極的に仕掛けるウェイン。ロペスの強烈な右ストレートやヒザ蹴りでたびたびコーナーを背負わされるが、ウェインはすぐに間合いを詰めてワンツー、右アッパー、左ミドルをまとめて返す。
2R、ロペスが序盤に後ろ回し蹴りやワンツーからの飛びヒザ蹴りをヒットさせて勢いづく。ウェインも負けじとパンチのラッシュからヒザ蹴りを返していくが、ロペスの右ローと右ミドルを受けるたびに体が横へ流れ始める。ロペスのパワーとスピードが目立つラウンドとなった。
3R、左ミドルを連続で蹴るウェインに対し、右ストレートで突き放しながら左インローを返すロペス。ウェインがパンチをラッシュしてくると、ロペスはボディにヒザ蹴り突き刺してこれを寸断する。ウェインも手数を落とさず向かい続けるが、終盤にはロペスの左フックと右ロー連打で押し込まれた。
ロペスがジャッジ全員から支持を受けて、大ベテランに判定勝ち。ウェインの100勝目はお預けとなった。
▶︎次ページ:元K-1ヘビー級トップファイターのイグナショフが初参戦
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