【レベルス】梅野源治がケンカ殺法でドウリャをKO
▼第7試合 65kg契約 3分3R WPMFルール
●UMA(27=K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg級王者)
判定1-2 ※29-30、30-29、29-30
〇健太(31=E.S.G./WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
健太は78戦のキャリアを持ち、NJKFを長くけん引してきた大ベテラン。試合間隔を空けないことでも知られ、今年に入っても2月と4月にKNOCK OUT、3月と5月にクンルンファイト、そして6月24日にホームリングのNJKFで試合をしたばかり。日本人キックボクサーとしては異例の月イチ試合という働き者だ。
今回対戦するUMAはテコンドー出身で蹴り技を得意とし、元ムエタイ世界王者のタップロンから日本人で初めてKO勝ちを奪った実力者。今年2月にはK-1ファイターの小鉄(34=K-1ジム目黒TEAM TIGER)から勝利を収めている。
両者は2013年6月にレベルスで対戦し、健太がUMAの三日月蹴りとヒザ蹴りの猛攻をしのいでパンチ連打でダウン寸前まで追い込み、判定勝ちしている。
1Rから両者ともアグレッシブに攻撃を出す。蹴り技中心のUMAに対し、健太は得意の右ストレートを出しつつ、右ローと右ミドルもヒットさせる。UMAはボディへのヒザ蹴りと飛びヒザ蹴り。健太も飛びヒザ蹴りを返す。
2Rも両者攻撃の手が止まらない。UMAがパンチ、蹴り、ヒザでボディを攻めれば、健太も蹴り足をキャッチしてからの強烈な左ボディブローからの左右ボディ連打。距離をどんどん詰めてくるUMAに健太は戦いにくそうだ。
3R、UMAのパンチ連打にガードを固める健太は全く手が出なくなるが、それが終わると健太はパンチとヒジで反撃。終盤になるとUMAがガムシャラにパンチと蹴りを出し、健太もこれに応える。最後まで攻め合った両者だったが、ヒットで上回った健太が判定2-1で接戦を制した。
▼第6試合 64kg契約 3分3R WPMFルール
●ハチマキ(32=PHOENIX/元REBELS-MUAYTHAIライト級&スーパーライト級王者)
KO 2R 1分20秒 ※左ヒジ打ち
〇翔・センチャイジム(35=センチャイムエタイジム/WMC日本ライト級王者)
元REBELS-MUAYTHAIの2階級制覇王者ハチマキが、約1年9カ月ぶりに復帰した。少年時代は運動嫌いのゲーマー、高校時代にボクシングを経験し、2007年12月にキックボクサーとしてプロデビューしたハチマキ。連勝と連敗を繰り返し、2013年7月に20戦目にしてREBELS-MUAYTHAIライト級王座を獲得。2015年1月には水落洋祐を破り、スーパーライト級王座を奪取して二階級制覇に成功。2016年11月の不可思戦を最後に、病気の治療のためリングを離れていた。
対する翔は2006年2月にプロデビューし、戦績は58戦を数えるベテラン。これまでNJKFライト級王座、蹴拳ムエタイライト級王座など合計5本ものベルトを獲得してきた。両者は2014年5月に対戦し、パンチ&ローキックで前に出るハチマキを翔が2R2分57秒、ヒジ打ちでKOに仕留めている。
1Rはハチマキがジャブを出し、翔はほとんど手を出さず大きな展開はなかったが、2Rになると一気に翔が間合いを詰めて左ヒジでダウンを奪う。そこから前へ出る翔にパンチを打つハチマキだが、組み際に翔の左ヒジを再びもらい、もんどりうってダウン。レフェリーが即座に試合終了を告げ、翔がまるで前回の再現のようなKO勝ちでハチマキを返り討ちにした。
翔はマイクを持つと「久しぶりのレベルス参戦で前にヤスユキ選手とやった時に眼窩底を骨折して引退しようと思ったんですが、働きに出た先で今の嫁と出会いました。そういう出会いもあったのでレベルスさん、ありがとうございます。ハチマキ選手、またキックとレベルスのリングを盛り上げていきましょう。僕も36歳になるし、そんなに長くないんですが、選手生活のラストスパートしていきますので応援よろしくお願いします」と語った。
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