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【GLORY】絶対王者シッティチャイ、圧勝V6も慢心なし「パンチの強化が必要」

2018/11/04(日)UP

“伝家の宝刀”左ミドルを繰り出すシッティチャイ(左)

Glory Sports International
「GLORY 61」
2018年11月2日(金・現地時間)アメリカ・ニューヨーク ハマースタイン・ボールルーム
Photo by James Law, Glory Sports International

▼メインイベント GLORY世界ライト級タイトルマッチ 3分5R
○シッティチャイ・シッソンピーノン(27=タイ/GLORY世界ライト級王者)
判定3-0 ※49-45、49-45、50-44
●ジョシュ・ジョンシー(25=カナダ/GLORY世界ライト級3位/挑戦者)
※シッティチャイが6度目の防衛に成功。

 シッティチャイは2016年6月にGLORY世界ライト級王座を獲得。今年8月に迎えた5度目の防衛戦では、元K-1 WORLD GP -70kg王者マラット・グレゴリアンの挑戦を判定で退け、同階級で世界最強の地位を盤石のものとした。今回は6度目の防衛戦となる。

 対するジョンシーはこの試合がGLORYで14戦目にして初のタイトルマッチ。シッティチャイとは2015年1月に一度対戦し、判定3-0で完敗を喫している。直近の2試合では上位ランカー相手に連勝を収めており、今回は好調の勢いそのままに3年10カ月ぶりのリベンジと初戴冠を目指す。

 1R、左構えのシッティチャイはリング中央を陣取り、早速、強烈な左ミドルを飛ばす。右構えのジョンシーは左方向に回り込みながら左ジャブと右インローで応戦。互いに返す刀で蹴りを打ち合う展開になると、シッティチャイが右フックと左ストレートを織り交ぜ、ジョンシーの意表を突いていく。さらにシッティチャイはパンチからクリンチに持ち込んでのヒザ蹴りを流れるように決め、観客のどよめきを誘う。

 2R、ジョンシーは巻き返したいところだが、序盤に右インローを狙ったところで、シッティチャイの右アッパーとワンツーをもらい、腰が落ちてしまう。シッティチャイは無理な追撃にはいかず、いったん左ストレートと左ミドルで攻撃を組み立て直し始めたと思いきや、突如、フルパワーの豪快ヒザ蹴り。完全に意表を突かれたジョンシーは顔面直撃こそまぬがれたが、吹っ飛ばされてダウンを取られてしまう。

 3R、シッティチャイは左ストレートを上下に打ち分けながら左ミドルにも繋げる攻め。意地を見せたいジョンシーもフットワークを駆使しながら、シッティチャイの攻撃の合間にノーモーションの左フック、右アッパー、右ストレートをヒットさせる。さらに左右ローでシッティチャイのスネを蹴るジョンシー。終了間際には、シッティチャイがジョンシーの右ボディと左フックの強烈コンボを被弾し、動きを止める場面も。

 しかし、4Rに入るとシッティチャイが再び息を吹き返し、ジョンシーをクリンチでコーナーに押し込みながら、荒々しく左フックと左アッパーを強打。ジョンシーも負けじと左右ローを返すが、シッティチャイはパンチのコンビネーションに、左ミドル、ヒザ蹴り、前蹴りを織り交ぜ、手数と有効打で勝る。

 5Rも同様の展開になると、ジョンシーは一発逆転を狙い、踵落とし、後ろ蹴り、胴回し回転蹴り。すると、シッティチャイもこれに応えるかのように、飛びヒザ蹴り、後ろ回し蹴り、さらには豪快に体を投げ出してのジャンピングハイまで放ち、会場を沸かせた。

 勝敗の行方は判定に持ち込まれ、2Rにダウンを奪ったシッティチャイが、大差を付けてジョンシーを返り討ちにし、6度目の王座防衛に成功。もはや敵無し状態となったシッティチャイだが、「相手は前回戦った時よりも明らかに強くなっていたが、私もそれに勝る強さを見せることができたと思う。(ムエタイ出身の)自分は今、キックボクシングルールに合わせて、更にスタイルを確立させているところ。左ミドルばかりに頼るのではなく、パンチの強化が必要だ」と、更なる進化に向けて課題も口にした。

▶︎次ページ:疑惑の判定に泣いた前女王の復讐戦

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