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【レベルス】宮越慶二郎が最終回にスアレックを劇的KO

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2018/12/05(水)UP

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キハン(右)の右ローに左ハイを合わせる梅野(左)

▼第9試合 REBELS-MUAYTHAIルール ライト級 3分5R
〇梅野源治(29=PHOENIX/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
判定3-0 ※50-47、50-46、50-45
●ジョン・キハン(23=韓国/RAON KICKBOXING ACADEMY/元KTK-60kg級王者)

 キハンは24勝7敗の戦績を持ち、ローキックを得意とするファイタータイプ。世界を舞台に活躍する韓国人キックボクサーのイ・ソンヒョン、RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーと同門で、RAON KICKBOXING ACADEMYのナンバー3の実力者とのことから、前述の2人同様にパンチも強い。梅野戦のオファーをしたところ即、OKしたとのこと。

 梅野は2月17日に東京・新木場のスタジオコーストで開催される『パンクラス レベルス リング』への出場が決まっており、ここで行われるビッグマッチの前哨戦となる。

 1R、強いジャブを放ってくるキハンに梅野は左ミドルで応戦。梅野の重い左ミドルが次々とヒットするが、キハンも右ローを返す。梅野は打ち合いにも応えるが、キハンの左フックにヒヤッとする場面も。

 2Rも梅野の蹴りとキハンのパンチという図式となった。梅野は組むと首相撲からのヒザ蹴り、ヒジ打ち。ヒジを空振りしてバランスを崩すと、舌を出しておどける仕草を見せる。

 3R、梅野は離れると左ミドル、接近すると首相撲に捕まえてのヒザ蹴りとヒジ打ち、さらに何度も崩して転倒させる。消耗が見えるキハン。完全に梅野のペースになった。

 4Rも梅野は離れると強烈な左ミドル、接近すると首相撲からのヒジとヒザの乱れ打ち。ほぼ一方的な展開となるが、それでもキハンは前へ向かって来る。

 5R、キハンがボディブローで攻めて来ると梅野はヒジを合わせに行く。さらに捕まえてのヒザ蹴り。キハンも諦めずに最後までパンチを打ちに行く。梅野は“来いよ”とカモンゼスチャーし、左右ミドル、ヒジ、右アッパーと攻めていったが、タフなキハンをKOすることは出来ず大差の判定勝ちを収めた。


日本拳法出身の丹羽(右)が右ストレートを繰り出す

▼第8試合 REBELSルール 63kg契約 3分3R延長1R
●潘 隆成(25=クロスポイント吉祥寺/元WPMF日本スーパーライト級王者)
判定0-2 ※28-30、28-28、28-29
〇丹羽圭介(35=TEAM KSK/元RISEライト級1位)

 REBELS出場は2回目の丹羽。10月の初参戦時にはMuayThaiOpenスーパーライト級王者・橋本悟と打ち合いで渡り合い、撃破している。迎え撃つ潘はレベルスの次期エースとして期待されている選手。来年に新設が予定されている-63kg級王座の行方を占う一戦だ。

 1R、丹羽は鋭い踏み込みからのワンツーで右ストレートを当てていく。潘は徹底して右ローを蹴る。

 2Rも潘は徹底して右ローを蹴っていく。丹羽は右ストレートを顔面とボディへ。潘も蹴り足をキャッチさせると右ストレートを打つ。潘の右ローで丹羽がバランスを崩す場面が目立ち始めた。

 3R、潘の右ローで身体が大きく傾き、身体が流れる丹羽。もはやダウン寸前かと思われたが、潘のヒザ蹴りに合わせた丹羽の右フックがヒットして潘はダウン。挽回しようと右ストレート、右ハイを放つ潘だが、その後も丹羽の右を被弾し、判定2-0で丹羽が逆転勝利を収めた。

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