【レベルス】“ニンジャ”宮越が“サムライ”勝次を撃破「目指すは大晦日」
REBELSプロモーション
「REBELS.60」
2019年4月20日(土) 東京・後楽園ホール
▼第1試合 REBELS-MUAYTHAIルール(ヒジなし) 45.5kg契約 2分3R(延長なし)
●Sae_KMG(クラミツムエタイジム)
判定0-3 ※三者とも27−30
○ぱんちゃん璃奈(25=STRUGGLE)
ぱんちゃん璃奈は、TOKYO MXにて放送されているスポーツ情報番組『BE BOP SPORTS』内にて、現役有名選手がコーチを務めてアマチュア女子選手をプロに育てる『PANCRASE REBELS TRYOUT』に出演。元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)のコーチを受け、2月17日に開催された『PANCRASE REBELS RING.1』でプロデビュー。2度のダウンを奪ってぱんちゃんが判定勝利、賞金と団体とのプロ契約を獲得した。今回はプロ2戦目となる。
対するSaeは、35歳以上限定のキックボクシングイベント『NICE MIDDLE』出身で、10代の選手を相手に一歩も退かないファイトを見せて”鉄の女”と呼ばれる。プロキャリアは約4年で今回は10戦目。
1R、ぱんちゃんがワンツーからの右ロー、前蹴りでペースを握るが、Saeは打たれながらも前進を止めない。何度もぱんちゃんの右ストレートが顔面をとらえるが、Saeは首相撲に持ち込もうと積極的に組みに行く。
2R、右前蹴りで突き放しつつ、下がりながらリーチの長いワンツーで攻めるぱんちゃん。Saeは変わらず前進し、首相撲からの膝に活路を見出す。ぱんちゃんは離れ際に右ハイ、左前蹴りで距離を保つ。
3R、開始直後にSaeが前ラウンド終盤にカットした右まゆ上の傷をドクターチェック。再開後、ぱんちゃんは徹底して距離をとり、離れたらスーパーマンパンチを叩き込み、詰まれば右テンカオで突き放す。前進はするものの手が出なくなったSaeに、ミドル、ハイ、ワンツーと多彩な攻撃を繰り返すぱんちゃん。
判定は危なげなくぱんちゃんがフルマークの完勝。KOこそ逃したものの、多彩な攻撃手段と戦略を実行しつづけるクレバーさを披露したぱんちゃん。試合後は笑顔で観客の声援に応えた。
▼第9試合 REBELS-MUAYTHAIルール 52.5kg契約 3分3R(延長あり)
○老沼隆斗(20=STRUGGLE/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
●サンチャイ・TEPPEN GYM(30=TEPPEN GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級王者)
今年2月に『PANCRASE REBELS RING.1』でJ-NETWORKバンタム級王者・森貴慎(27=トイカツ道場)をKO。「次はタイ人とやらせてください!」とリング上で熱望した試合が、元ラジャダムナン王者との対戦として実現した。
1R、老沼は左ロー、右ローでサンチャイの前足を削る。対するサンチャイは体ごと押し込みながら、至近距離でヒジを振るうが、老沼は体を入れ替えて距離を取る。
2R、右ロー、左サイドキックで距離を作り、サンチャイの前進に左フックをカウンターで合わせる老沼。サンチャイは蹴り足をつかんで老沼をこかし、ペースを握り切らせない。
3R、右ローから左フック、左ボディを返しペースをつかむ。前に出られなくなったサンチャイの動きが止まったところに左ボディ、右ストレートを立て続けにヒットさせ、ダメージを積み重ねる。逆転を狙うサンチャイの至近距離のヒジもかわし、判定にもちこんだ。
ペースは握ったものの、倒しきれなかった点を反省しつつ、勝利の喜びを口にした老沼。「REBELSの顔になりたい」と目標を口にし、さらなる躍進を誓った。
▼第8試合 REBELS vs SHOOT BOXING 2ND REBELSルール 62kg契約 3分3R(延長あり)
○スアレック・ルークカムイ(33=タイ/STURGIS新宿ジム/ REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者)
KO 2R0分47秒 ※左フック
●深田一樹(32=ファントム道場/ SB日本スーパーフェザー級王者)
REBELSにおいて今大会より「REBELS vs SHOOT BOXING対抗戦」が開幕。早くも王者対決が実現した。「超攻撃型ムエタイ」と呼ばれ、パンチとローキックを武器に王者クラスをマットに沈めてきたスアレックと、多彩な攻撃手段と無尽蔵のスタミナを武器にSB二階級を制覇した深田の一戦は激しいものになると予想されていた。
1R、深田がスイッチしながら左右のロー、右アッパーでスアレックを攻め立てる。スアレックはワンツーからのフック、右ミドルで直線的に深田に対抗。ロープを背負ったスアレックの右フックが深田をとらえ、バランスを崩す場面も。
2R、スアレックの右ミドルをつかんで深田が右ストレートを当てるが、直後の体を入れ替えたスアレックが右ボディから右ストレートをヒットさせ深田がダウン。立った深田は足元が定まらず直後もスリップ。立ち上がったところにスアレックの左フックが直撃し2度目のダウン。カウントが進む中、青コーナーからタオルが投入された。
豪快なKO勝利に、スアレックは観客席に向かい雄叫びをあげて喜びを表現した。
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