【NKB】“髙橋三兄弟”の次男・髙橋亮が2階級制覇を達成「3階級制覇も目指す」
NKB日本キックボクシング連盟
出陣シリーズ vol.4
2019年6月15日(土)=3P目
▼第11試合 64.00kg契約 3R
●棚橋賢二郎(拳心館/NKBライト級1位)
判定0-3 ※三者とも28-30
○セーンアティットY’ZD(Y’ZDGYM/元ラジャダムナンスタジアム フェザー級6位、元ルンピニースタジアム フェザー級5位)
棚橋は破壊力抜群のパンチで、ガードの上からでも相手を叩きのめすパワーを証明してきた。人並みはずれたパワーだけではなくスタミナも豊富として知られる。しかしそのファイトスタイルから肘で斬られる事も多く、最近は白星と黒星が交互に並ぶような状況。今回は強豪タイ人との対戦に真価が問われる1戦となりそうだ。
対する、セーンアティットはルンピニー、ラジャダムナンという2大殿堂スタジアムのフェザー級でそれぞれのランキング経験を持つ強豪。その技のキレ味は群を抜いており肘は勿論、ハイキックには恐ろしさを感じるほどだ。
1R、棚橋が右ローで先制すると、セーンアティットも強烈な右ローを返す。序盤は棚橋が圧力をかけていたが、中盤以降はセーンアティットが圧力をかけ返した。
2R、序盤、棚橋は飛び込みの右フックをヒットさせて、セーンアティットのバランスを崩させる。中盤以降はセーンアティットは前に出て、強烈な右ロー、左右のミドルで棚橋の動きを鈍らせた。
3R、棚橋が果敢に左右の飛び込みフックを狙っていくが中々セーンアティットを捉えることが出来ない。セーンアティットは淡々と左右の強烈なミドルを当てていき会場を沸かせる。さらに飛び込んできた棚橋に、カウンターの右ヒジをヒットさせた。棚橋は前進するも最後までパンチのヒットを奪えず,終盤は一方的に蹴りを受けてしまう。順当に判定でセーンアティットが勝利した。
▼第10試合 ウエルター級 3R
△稲葉裕哉(大塚道場/NKBウエルター級2位)
判定0-1 ※29-29/28-29/29-29
△蛇鬼将矢(テツ/元NJKFスーパーライト級4位、元DEEP KICK 63kg 1位)
1R、序盤からお互い鋭い右ローを蹴り合う。中盤、稲葉が右ミドルから右ストレートをヒットさせると、後半蛇鬼は右ボディストレートを当て込んだ。
2R、稲葉が右ローを連続して繰り出すと、それに合わせて蛇鬼が左フックをヒットさせる。しかし後半は稲葉が右ローを効かせて後退させて右ストレートを当て込んだ。
3R,稲葉が右ローからの右ストレートをヒットさせると、蛇鬼が前進しパンチの打ち合いに持ち込む。中盤パンチが交錯する中、稲葉の右ストレートに、蛇鬼が被せる右ヒジをヒットさせ、稲葉は額から出血。再開後、蛇鬼が前に前に出て、飛び込みの縦ヒジや右の横ヒジを当て込む。終盤は蛇鬼が押したが判定はドローとなり決着は付かなかった。
▼第9試合 55.00kg契約 3R
●高嶺幸良(真門/NKBバンタム級2位)
判定1-2 ※29-30、30-29、29-30
○鰤鰤左衛門(CORE/NJKFバンタム級6位)
1R、フェイントを織り交ぜながらサークリングし右ローを放っていく左衛門を、高嶺が左ジャブでけん制。後半に左衛門が飛び込みも右フックをヒットさせた。
2R、1R同様左衛門は距離を取って、サークリングして右ローや飛び込みの右フックと当てていく。高峰は、若干距離設定できず、パンチのヒットを奪うことはできない。
3R,開始から組んでのヒザを放つ左衛門に対して、高嶺は突き放して右ストレートを狙っていく。終盤、高嶺が圧力をかけて右ストレートを当てるが左衛門は距離が離れると右ロー、近距離になると組み付きヒザ蹴りを徹底し判定勝利を収めた。
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