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【BOM】元蹴拳王者プーパンレック、強烈な右ミドルでWMC王座奪取

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2019/06/23(日)UP

強烈なミドルキックを当てこむプーパンレック(右)、WMC王者となった

 BOMプロモーション
『BOM- The Battle Of Muay Thai SeasonⅡ vol.3』
2019年6月23日(日) 神奈川・横浜大さん橋ホール

▼第10試合 WMC インターコンチネンタル ミドル級(72.57kg)タイトルマッチ 3分5R(肘あり)
◯プーパンレック・クラミツジム(クラミツジム)
判定3-0  ※50-49、49-48、49-47
●シン・チャン・フォ(TEAM VILLAIN)
※プーパンレックが新王者に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

豪快な右ミドルで主導権を握るプーパンレック(右)

 元蹴拳スーパーミドル級王者のプーパンレックは、ムエタイ仕込みの右ミドルとタフさが武器。今年3月の新日本キックでは、日本ミドル級王者の斗吾(伊原道場本部)と対戦。パンチのある斗吾に対し右ミドルやヒジで応戦し、ドローをもぎ取っている。韓国の団体KTKの王者であるシンを相手取りタイトル奪取を狙う。

 両者ゆったりとしたオーソドックスで静かな立ち上がり。パンチを軸に前にでるシンをいなしていたプーパンレックだったが、3Rからロングレンジの右ミドルで応戦。シンは主導権を握れなくなり、時折コーナーに追い込むシーンはあるものの、単発のパンチ・左ローのヒットにとどまる。

ベルトを巻いたプーパンレック

 4R以降はプーパンレックの右ミドルが試合を支配。シンの右脇腹が内出血し赤紫色に染まり、パンチで応戦するもプーパンレックをとらえることができない。ダウンシーンはなかったものの、最後までプーパンレックがシンのパンチを貰わずに右ミドルでペースを握ったプーパンレックが判定勝利。WMC インターコンチネンタルミドル級のベルトを巻いた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 


主導権を握り左右ミドルを積み重ねた栄基(右)が元ラジャランカーに勝利

▼第9試合 WMC 日本スーパーライト級(63.50kg)契約 3分5R(延長なし)(肘あり)
○栄基(エイワスポーツジム/王者)
判定2-0 ※49-48、48-48、49-48
●ジャックチャイ・ストライキングジム(ストライキングジム/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級7位)

※この試合の速報動画(3R〜5Rまでノーカット)はこちら 

 栄基はWMC日本スーパーライト級、同ウェルター級、初代アジア太平洋キックボクシング連盟ウェルター級、NKBウェルター級の四冠王。2017年の夏に一度引退したが昨年8月に復帰。その復帰戦でWMC日本ウェルター級王座を獲得している。対するジャックチャイは元ラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級7位の実力者で、110戦に迫るキャリアを持つ。

 両者オーソドックスからジャックチャイが左前蹴りでけん制。栄基は距離を詰めようと左ジャブを突くが、ジャックチャイは両手を前に出し前進を阻む展開が続く。3Rには栄基が回転を上げ、威力のある左ミドルの数を増やす。ジャックチャイは左手を伸ばし距離を保ちつつ、左ミドルをつかんでそのまま放り投げ、栄基の勢いを殺す。

ムエタイ特有のリズムを崩せず栄基(右)は苦戦

 4Rからジャックチャイは首相撲からのヒザを狙い、積極的に組みに来る。栄基はロングレンジからジャブ、右ミドルを放つが、首相撲に持ち込まれロープにもつれ込み、勢いを殺される。双方決め手のないまま終了のゴング。主導権を握り、単発ながら左右のミドルで有効打を奪った栄基が判定を勝ち取った。

※この試合の速報動画(3R〜5Rまでノーカット)はこちら 

▶︎次ページは21歳同士の女子対決はバチバチの殴り合いで王者が決定、男子はWMCタイトル戦

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