TOP > 試合結果 一覧

【RISE】那須川梨々敗れる、ベテラン紅絹がRISE QUEEN王座を獲得(全試合結果)

ベイノアがダウン奪い再起戦勝利、山口侑馬が森をKO、
フォロー 友だち追加
2019/07/05(金)UP

今年3月以来の再起戦となるベイノア(右)がベテラン喜入(左)を下す

RISEクリエーション
「RISE 133」
2019年7月5日(金)東京・後楽園ホール

▼第8試合 -67.5kg契約 3分3R延長1R
○“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者)
判定3-0 ※29-26、29-26、29-26
●喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/ルンピニージャパンウェルター級王者)

 ベイノアは今年3月、王者となって初めての試合でタップロン・ハーデスワークアウトにまさかの1RKO負けを喫した。その敗戦の理由を問われると、「左フックをもらったということで、右のガードが下がっていた」と振り返った。そして昨日の前日軽量では、必殺技として「左のフックをガードしたら左の腕が折れるような右のガードを用意してきた」と真顔で言いきり、会場の度肝を抜いた。

 対する喜入は2001年にデビューし現在は62戦のキャリアを持つ大ベテラン。これまでJ-NETWORKスーパーライト級王座、初代MuayThaiOpenウェルター級王座(現在3度の防衛に成功)、ルンピニージャパンウェルター級王座と3本のベルトを獲得している。

 1R、軽いステップから長い左のジャブでけん制し距離を取るベイノアに対し、喜入は左ローを放ちながら前進。積極的に手を出していく両者だが、喜入の左フックがカウンター気味にベイノアの顔面をとらえ足元がぐらつくと、今年3月のリプレイが起きるのかと会場に緊張感が走る。しかし固いガードで持ち直したベイノアはコツコツと左ローを当ててから上にパンチを返す。

 2R中盤にはベイノアの右ストレートがクリーンヒットし先制のダウンを奪う。

 3Rに入るとジャブからロー、ハイキックと流れるようにコンビネーションをつなげていくベイノアに喜入はたまらず後退。強烈なヒザ蹴りを突き刺しさらに勢いに乗るベイノアは胴回し回転蹴りを見せ会場を沸かし、最後は喜入のバックブローにハイキックを合わせたところで終了のゴング。1ラウンドこそひやりとした場面があったものの、全体を見れば手数・有効打共にベイノアの圧勝。見事に再起戦を勝利で飾った。

再起を果たし上機嫌のベイノアはいつものようにマイクパフォーマンスの長さを注意された

 勝利したベイノアは「再起戦ということでバチっと倒したかったのですけど、髪のボリューム増えて体重調整がうまくいかなったのは冗談です。喜入選手は知っていましたが気持ちが強かったです。季節にぴったりな試合でじめっとしちゃいました」とコメント。

 続けて「不完全燃焼なので2週間後の大阪大会のカードの空きはありますか」とRISE淵脇氏に問うと、「もうカード決まっているので」とあっさりNGを出されがっくり。すぐさま気持ちを切り替え「まだこの先あると思うので、お笑いの方はさておいてファイトの方もガンガンやっていきますのでよろしくお願いします」と自身の復活をアピールした。


4戦4勝4KOの新鋭・森を一蹴してみせた山口(左)

▼第7試合 第4代RISEスーパーライト級(-65㎏)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○山口侑馬(山口道場/元Innovationライト級王者、第4代DEEP☆KICK 60kg級王者)
KO 2R22秒 ※右フック
●森 香津眞(チームドラゴン/同級6位、2018年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)

 立ち上がりは慎重な両者。距離を取りローを打ち合ったが、距離が詰まると重いパンチを交換する。森のオーバーハンドの右が山口のテンプルをとらえると、山口はボディに連打を打ち込み森を下がらせる。

 山口は左右フックを、森はストレートを炸裂弾のような音を立てながら打ち込む。試合が動いたのは1ラウンド中盤、森の右ストレートに山口が右フックを打ち返すとそれがカウンターとなり森が膝をつく。立ち上がった森は打ち合いに応じるが、ラウンド終了のゴングと当時に放った山口の右で2度目のダウン。辛くもゴングに救われるが、2ラウンド目に入ったところでもらった相打ち気味の右でぐらついた森に、山口はすかさず右フックを叩き込みダウンを追加。何とか立ち上がるも、ふらつく森を見てレフェリーはすぐさまストップした。

KOが決まった瞬間雄叫びを上げた山口

 豪快なKO勝利を収めた山口は「いい自己紹介できたと思うけど、今後優勝してベルト獲ってチャンピオンになるんで、チェックしておいてください」と上機嫌。最後に観客に自らのインスタグラムとツイッターをフォローするよう呼び掛けてリングを後にした。

 

▶︎次ページは女子注目の18歳・寺山日葵の試合、不戦勝・佐藤レイナの決勝への気持ち

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・ベテラン紅絹が那須川梨々戦に「長い歴史見せる3分5Rにする」

・女子タイトルに挑む那須川梨々「ジムにベルト3つ並べたい」=前日計量

・那須川天心の妹、梨々の野望に「ぶち壊してあげる」と紅絹が優しく通告

・人気グラドル桜りんら新ラウンドガールユニット「ライズ・フォース」始動

・【SPORTEC】ジョシカクも美を追求、MMA選手あい&武道家モデルLYNが登場

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連動画

」をもっと見る

TOP > 試合結果 一覧