【ナイスミドル】41歳王者、バーテンダーのストレートにダウン喫し王座陥落
NICE MIDDLE実行委員会
『NICE MIDDLE 45』
2019年9月8日(日)東京・新宿FACE
2008年に旗揚げした35歳以上の中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』も今回で45回目を数えた。
この日も、アイロン職人、コンサルテイング業、警察官、エンジニア、タンクローリー運転手、リサイクル業、貿易業、居酒屋店主、フリーター、鳶職人、身辺警護人など、さまざまな職業と人生を歩む中年ファイター30名が熱い戦いを見せ、ともに初防衛戦となる、フェザー級&ウェルター級のダブルタイトルマッチが行われた。
▼第14試合(セミファイナル) NICE MIDDLE フェザー級タイトルマッチ 2分3R
“40歳で開く新しい扉”
●王者・88HERO(41歳/立技研究会&ノーナクシンムエタイジム/物流業)
判定3-0 ※30-26、30-25、30-25
“泡酒大好き和製サムエー”
○挑戦者・大津鉄二(40歳/西日暮里ストライキング/BARマネージャー)
※大津が第4代王座に就く。
王者の88HEROにとっては今回が初防衛戦。挑戦者の大津は初タイトルマッチと同時に5年前のリベンジマッチになる。
1R、開始早々独特のステップで距離を取る88HERO。遠い間合いからお互い出方を探り合う。しかし、そこから徐々に距離が詰まり打ち合いが始まろうかと思われた矢先、大津の右ストレートが炸裂。88HEROは後方に崩れ落ちダウン。
2R、大津は構えをサウスポーに変え左ミドルを多用する。それに対し88HEROは果敢に前へ出てパンチを繰り出す。ラウンド中盤、88HEROの右フックに合わせ大津の右カウンターがヒット。グラつき後ろに下がる。なんとか持ち堪えるもダメージは隠せない。
3R、近い距離でパンチの打ち合いが多くなる両者。後がない88HEROが意地を見せ常に前進し左右フックの連打。しかし、そこに大津の狙い澄ました右ストレートがカウンターで決まりダウンを奪う。2度目のダウンでさすがに勝負あったか。なんとか立ち上がり巻き返しを図るもここで試合終了。大差の判定で大津が新チャンピオンとなる。絶対王者からベルトを奪った88HEROだったが初防衛に失敗。大津は5年前のリベンジを果たし新チャンピオンとなった。
▶︎次ページはメイン一戦「43歳王者、48歳熱海の喧嘩番長を下しV1達成」ほか全結果
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