【ボクシング】中谷潤人が無敗の20連勝! 元世界王者メリンドにTKO勝利「返上されたWBC王座狙う」
10月5日(土)、後楽園ホールにてノンタイトル10回戦が行われ、元日本フライ級王者の中谷潤人(21=M.Tボクシングジム)が元IBF世界ライトフライ級王者のミラン・メリンド(31=フィリピン・ALA所属)と対戦し、6R2分2秒でTKO勝ちを飾った。
中谷は世界を目指すべく今年7月に日本王座を返上。今回組まれたメリンドは世界前哨戦としては強すぎる、豪華すぎる相手と世間では言われた。
メリンドは2017年5月に八重樫東(大橋)からTKO勝利でIBF王座を奪取、7月にヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に勝利しV1達成も同年の大晦日に田口良一(ワタナベ)に判定で敗れ王座から陥落している。
一方、中谷の世界ランクではWBA2位、WBC3位、WBO3位(全てフライ級)にランキングされ 戦績は19戦19勝(14KO)の無敗のホープだ。
試合では身長171cmの中谷に158cmのメリンド、身長差13cmから繰り出す右のジャブでメリンドの動きを止める。中谷の打ち終わりにパンチを返すメリンドだが中谷には届かず。3Rから中谷はペースを上げ左ストレート、左ボディで圧倒しメリンドは何度もロープを背にした。
6Rも中谷の左は火を吹き、最後はパンチのラッシュに行ったところでレフェリーが試合を止め、戦績を20勝(15KO)に伸ばした。
中谷は試合後の会見で「これだけパンチが当たれば効いてくると思っていた。相手がやり辛く戦うことを心掛け、綺麗に倒せなかったけどパンチをまとめられて良かった」と振り返った。
今後の目標については本日(5日)、明らかになったチャーリー・エドワーズ(26=英国)が減量苦を理由にWBC世界フライ級王座を返上したことを挙げ「WBC王座が返上されたのでそこを狙っていきたい」と明言した。
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