【ムエタイSF】福田海斗がルンピニー現役王者ルンナライからTKO勝利、現地での王座奪取を誓う
MuayThai Super Fight
『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』(3P目)
2019年10月6日(日) 愛知・名古屋国際会議場イベントホール
▼第7試合 日タイ国際戦 ヘビー級 3分3R
○実方宏介(真樹ジムAICHI/元MA日本ヘビー級6位)
TKO 1R1分20秒 ※パンチ連打
●アーミン・プンパンムアン(タイ/元WPMF世界ウエルター級王者/元WBC ムエタイ世界スーパーウエルター級王者)
実方宏介は「Bigbang」を主戦場とするヘビー級選手で、ムエタイスタイルからの左ミドルを得意とする22歳のファイター。今年3月には蹴拳ライトヘビー級王者・工藤hitman勇樹(エスジム)を下している。初めて地元名古屋の大会へ出場する実方は「ヘビー級から想像できないような蹴りやパンチを繰り広げる」と、”動けるヘビー級”を体現すると意気込みを見せている。
実方は身長185cm 体重130kg、一方アーミンは178cmで体重108kg。アーミンは重量級のため外国人選手との対戦がほとんどであり、「THAI FIGHT」や「Kunlun Fight」、「武林風」といった国際メジャー大会への豊富な出場経験を持つ。
主催者であるキング・ムエの佐藤会長は、「100kg超級のムエタイルールでの対戦は日本ではこれまで例は無いのではないか」とも語る。
1R、軽く右ローキックを蹴って様子を伺う実方。アーミンはその隙をつく飛び膝蹴りで会場を沸かせる。実方がプレッシャーをかけてアーミンをコーナーに詰める。組みつこうと不用意に前へ出たアーミンのテンプルへ実方の左フックがヒット、ぐらりと前のめりに崩れるアーミン! なんとか立ち上がったアーミンが再び飛び膝蹴りで急襲するも、クリーヒットを防ぐ実方。ダメージを隠せないアーミンへ実方は間髪入れず攻め込み、ヒザ蹴りと左右のフックを連打し再びダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。
▼第6試合 日タイ国際戦 75kg契約 3分5R
○ペットワンロップ・ヨータラックムエタイ(タイ/元ルンピニースタジアムスーパーウエルター級7位)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-28
●匡志YAMATO(大和ジム/NJKFスーパーウエルター級王者/ WBCムエタイ日本統一スーパーウエルター級3位)
1R、サウスポーのペットワンロップは左、オーソドックスの匡志は右、それぞれミドルキックを蹴り合う両者。ラウンド中盤、ロープにペットワンロップを追い込んだように見えた匡志だったが、ペットワンロップがカウンターの縦ヒジを匡志の顔面に叩きつけてダウンを奪取。
2R、挽回を図る匡志は右ローキックを効かせてコンビネーション。カットしているように見えるペットワンロップだが時折バランスを崩しダメージを感じさせる。
3R、ダウンを奪い返すべくプレッシャーをかけて前に出る匡志はワンツーから縦ヒジのコンビネーションでペットワンロップに迫る。しかし、匡志と距離が詰まるとペットワンロップは組みついて追撃を許さない。最後まで大きなダメージをもらうことなくペットワンロップが判定勝利で匡志の追撃を振り切った。
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