【イノベーション】タップロンがトーナメント制覇、原口が森井にTKO勝利、小林愛三は女子新王者に
岡山ジム
『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行』(4P目)
2019年11月17日(日)岡山市総合文化体育館メインアリーナ
▼第13試合 幸輝興業株式会社 presents INNOVATIONウェルター級(66.67kg)タイトルマッチ 3分5回戦
●番長兇侍(Hard worker/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/王者)
判定0-3(48-49、48-49、47-49)
◯太聖(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/挑戦者)
※太聖が新王者に
太聖と番長はこれまで2度対戦し1勝1敗、3戦目は太聖の地元岡山で行われる番長の初防衛戦となった。
1R、番長が予想外のスイッチを見せサウスポーに構えるが、これは太聖にとって好都合。的確に右の攻撃をヒットさせると、2Rから番長はオーソドックスに戻す。その後は3Rまで互角の打ち合いが続く。しかし4Rに番長が左肩の不調を思わせる動きを見せると、太聖がその隙をつき攻勢に。最終ラウンドは両者一撃必倒のフルスイングのパンチを交換。ダウンシーンこそないが死力を尽くし合った3度目の決着戦は判定へ。ジャッジ3者が太聖の勝利を支持し、新王者に輝いた。
▼第10試合 70kg契約 3分3回戦 肘打ちあり、首相撲無制限
◯緑川 創(目黒藤本ジム/新日本キックボクシング協会/WKBA世界スーパーウェルター王者、元日本ウェルター級王者)
判定3-0(30-29、29-28、29-28)
●チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ/ハーデスワークアウトジム/S-BATTELミドル級王者、元HOOST CUP 日本ミドル級王者)
今年6月に2度目のラジャダムナンタイトルへの挑戦で惜敗した緑川の半年ぶりの再起戦。隣県のハーデスワークアウトジムからの刺客・チューチャイはタイ人ながら大量の激励賞を贈られる人気ぶりを見せる。
緑川はコンビネーションの中にヒジを織り交ぜ、首相撲でもチューチャイに引けを取らずにムエタイで渡り合う。チューチャイは強烈な左ミドル、組んでのヒジとムエタイらしい武器で応戦。決定打は許さない緑川だが、ペースを握り切ることはできず一進一退の攻防を見せる。全体を通し概ね優勢だった緑川が勝利するも、ジャッジ3名とも1点差の僅差判定。ラジャダムナン再挑戦に向けて課題を残した一戦となった。
▼第9試合 67kg契約 3分3回戦 肘打ちあり、首相撲無制限
●井原浩之(Studio-K/元MA日本ミドル級王者)
判定0-3(28-30、28-30、27-30)
◯馬木愛里(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/MuayThaiOpenウェルター級王者)
一昨年の交通事故から再起し2連勝中の馬木。元MA王者・井原の前進も意に介さず、豊富な手数と多彩な攻撃で着実に井原にダメージ。3R終盤には左ヒジ一撃で井原からカットを奪い、井原は顔面を赤く染める。ストップもあり得るダメージに見えたがレフェリーは試合続行。馬木が圧倒的な判定勝利をおさめ、復帰3連勝を飾った。
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