【ムサフェス】格闘技とロックの融合、元ラジャ王者のT-98がオランダ代表に勝利
パウンド・フォー・パウンド
『MUSASHI ROCK FESTIVAL2020』
2020年1月13日(月・祝)東京・豊洲PIT
元K-1ファイターの武蔵が主導した音楽とキックボクシングの融合をテーマとしたイベント「MUSASHI ROCK FESTIVAL2020」。会場となった豊洲PITには超満員の観客が訪れ、武蔵と親交のある5組のアーティストのライブと、武蔵が選抜した日本代表とピーター・アーツ、アーネスト・ホースト選抜のオランダ代表による3試合のキックボクシングに熱狂した。
▼第2試合 ミドル級72kg契約
●イリアス・ボカユア(オランダ)
判定0-3 ※27-29、27-30、27-30
○T-98(クロスポイント吉祥寺)
T-98は元ラジャダムナン認定スーパーウェルター級王者。”ムエタイゴリラ”の異名を持ち、パンチが効いたことがないという無類のタフネスぶりを誇る。
対するボカユアはアーツの愛弟子の一人。身長184㎝の長身から繰り出す伸びのあるストレートとヒザが武器。昨年5月にMA日本スーパーウェルター級王者・真樹親太郎を1RKOに葬った強打を最大の武器としている。「ロックよりキックの方が熱い」と言い放ったT-98は前言通りの会場爆発を狙う。
1R、ボカユアは長いリーチを活かし左右ストレート、右ミドルをテンポよくT-98に打ち込むが、T-98は構わずに前進。ボカユアは組んでヒザを打ち込むが、組んで1ヒットだけ認められるところ、2回連打してしまい注意。T-98がさらに圧力を強め、ボカユアが下がり始める。ラウンド終了直前にはボカユアが拍子木をゴングと間違え棒立ちになるシーンがあったが大事には至らず。
2R、前ラウンドに続き圧力を強めるとボカユアは後退を続けパンチを連打、終盤にはボカユアの横っ面に右フックを直撃させる。
3R、開始早々にに激しい打ち合いとなるもT-98が前進し、ボカユアが下がる構図は変わらず。手数は減らさずにパンチ、ミドルを出し続けるもボカユアだが、T-98は全く効いた素振りを見せない。中盤の打ち合いの最中に背を向けたボカユアにレフェリーはダウンを宣告。不服そうな表情のボカユアだったが抗議は認められず再開。最後まで打ち合いを続けたが、T-98の前進が止まらないまま試合終了。ジャッジ3者の支持を集めT-98が判定勝利を収めた。
▶︎次ページはオランダヘビー級に山下力也がTKO負け
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