【シュートボクシング】海人がブアカーオからの刺客に敗れる、町田光のジャーマン炸裂、女神はsasoriにダウン奪われ初黒星
一般社団法人シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2020 act.1』(4P目)
2020年2月15日(土)東京・後楽園ホール
▼第9試合 61.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
◯笠原弘希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
TKO 3R 1分10秒 ※ドクターストップ
●前口太尊(TEAM TEPPEN/元J-NETWORKライト級王者)
笠原は、シーザージム仕込みのテクニックと強打を武器に、2019年は4月の小笠原裕典戦を皮切りに連勝し、迎えた9月のSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者・深田一樹を2RKOで下して二階級制覇を達成。しかし、昨年12月の重森陽太との対戦では4Rにカットを奪われてTKO負けを喫し、連勝が3でストップ。2020年の初戦は再起戦となった。
対する前口は “タイソン”とリングネームにある通り、一撃で倒せる豪快なパンチを武器に22勝のうち15の高いKO率を誇る。老舗団体J-NETWORKでライト級タイトルを獲得した実績を持つ。SBには一昨年11月に初参戦して村田聖明と大激闘を繰り広げ、会場を盛り上げた。
1R、左ミドルで先制した前口に、笠原がコンパクトな左フックを合わせる。笠原は前口の前進に対して左ジャブや顔面前蹴りで対抗する。終盤に前口がガードの上から、左右のフックを振るっていくと、笠原が左のハイキックを顎先にかすめる。1Rが終わり、1者が10-9で笠原を支持。
2R、近距離になり笠原が鋭い左ミドルを繰り出す。前口は右のロングフックを振るっていくが、笠原の左フックや右ストレートのカウンターを何度も被弾してしまう。さらに、遠い距離から笠原が左のヒジを炸裂させると、前口の左目の上から出血しドクターチェックが行われる。再開後、襲いかかっていった前口が左右の豪快なフックを振り回すと、笠原も右のストレートで応戦する。3者とも10-9で笠原を支持する。
3R、開始直後、襲いかかった前口に笠原が右のショートフックを見舞うが、下がらない前口はカウンターの左フックをヒットさせ、笠原が倒れたところにダウンが宣告される。立ち上がった笠原に前口は追い討ちをかけるが、近距離で組みついたところで、笠原が左右の横ヒジを何度も見舞い右のヒザを顔面に突き上げる。さらに、左ヒジを当てたところで前口の出血がひどくなり、再びドクターチェック。ドクターが続行不可能と判断したため笠原のTKO勝利となった。両者は、魂こもった激しい打ち合いで会場を沸かせた。
▶︎次ページは笠原友希vs魁斗
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