【シュートボクシング】海人がブアカーオからの刺客に敗れる、町田光のジャーマン炸裂、女神はsasoriにダウン奪われ初黒星
一般社団法人シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2020 act.1』(5P目)
2020年2月15日(土)東京・後楽園ホール
▼第7試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯笠原友希(シーザージム/SB日本フェザー級1位)
延長判定2-0 ※10-9、10-10、10-9
●魁斗(立志會館/SB日本フェザー級3位)
※本戦判定は30-30、30-29、29-29(1者が笠原を支持)
笠原は、2018年11月にSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメントを勝ち上がったものの決勝で同級1位の植山征紀にKO負けしタイトル奪取ならず。再び巡ってきたチャンスをモノにすれば現在SB日本スーパーフェザー級王者・笠原弘希と共に兄弟揃ってのチャンピオンとなるが、ここで敗れれば再びタイトル挑戦の夢は遠のくことになる。
対する魁斗は立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されている18歳のテクニシャン。現在、前述のリーグ戦に出場し、勝ちポイント(勝ちでもKO、ダウン、判定でポイントが違う)が足りずトップ通過者になれなかったが、出場選手に全勝して勝率は100%だったことから敗者復活のチャンスを得た。
1R、魁斗が左ローを放つと、笠原が左のフックを見舞う。右にもスイッチしながら左右のフックで飛び込む魁斗に対して、笠原は左のカウンターを合わせる。パンチを交錯させる中、魁斗が右の被せるフックをヒット。笠原も下がらず左ミドルを蹴り込む。
2R、笠原が左ボディストレートからの左フックを放つと、魁斗も右フックをカウンターを狙っていく。魁斗の右フックで笠原の鼻から出血が見られるようになるが、左ミドルを当てて飛び込む笠原は左右のフックを見舞う。
3R、魁斗の右ローに対して、笠原がすぐ様左ミドルを返す。両者は距離が近くなりフックを交錯させる。遠い距離からの左ヒザを見舞う笠原に、魁斗は組んでの投げを狙う。終盤まで激しいパンチ打ち合いが展開される中、笠原が2度左ストレートを顔面にかすめると、魁斗が右フックをヒットさせて3Rが終了。明確な差はなく延長戦に突入する。
延長1R、両者は左右のローを出し合う。笠原は左ミドルからの左右フックで距離を詰めると、魁斗も右のフックで応戦する。終盤まで両者とも手数を出し続けたが、笠原の左ミドルや左ストレートなどのバリエーションで若干印象で上回る。判定は1者が笠原を支持したが、決着つかず5Rへ突入する。判定は10-9、10-10、10-10(1者が笠原を支持)
延長2R、左ミドルで先制した笠原に、魁斗は組んでの右ヒザ。笠原の左ミドルに魁斗は左フックを合わせる。左フックをヒットさせ前進する魁斗に、笠原も左ヒザをボディに突き刺す。一歩も引かない攻防が展開される中、笠原が左ストレートをヒット、魁斗も負けじと右フックを返す。最後まで打ち合い、際どい勝負になったが2者が笠原を支持して判定勝利。勝利した笠原が植山征紀の持つタイトルの挑戦権を獲得した。
▶︎次ページは佐藤執斗vs伏見和之、村田聖明vs増井侑輝
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