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【パンクラス】UFC帰りの堀江圭功が国内復帰戦に勝利、内村洋次郎との流血の打撃戦を制す

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2020/02/16(日)UP

パンクラス
『PANCRASE 312』(4P目)
2020年2月16日(日)東京・スタジオコースト

▼ 第5試合 バンタム級 5分3R
○ブラッディ・ファン(アメリカ/DRAGON HOUSE MMA/ URCC同級王者)
判定3-0 ※30-27、29-28×2
●福島秀和(BLOWS/5位)

 福島は修斗でキャリアを積み2014年からパンクラスに参戦。前戦では春日井寒天たけしと対戦して敗れ、連勝をストップされている。当初は韓国のユ・スヨンと対戦予定だったがスヨンがケガにより欠場。代打としてアメリカの団体URCCの王者であるブラッディ・ファンが参戦となった。
 ファンは2016年11月にデビュー。16歳から始めたカンフーをバックボーンとし、これまで10勝1敗。7つのKOに3つの一本と、100%のフィニッシュ力を誇る。

 1R、ファンはローを混ぜつつ左フックから右ストレートなどプレッシャーをかける。福島はそのパンチをかいくぐってテイクダウンに成功。だがファンはすぐに立つ。ファンはスネを狙ったカーフキックを打つと福島がバランスを崩す。しかし福島が終盤に右を当てファンをぐらつかせる場面も。

 2R、カーフキックや飛びヒザも見せるファン。福島が片足タックルでテイクダウンするとハーフガードで固める。ここでファンへ、後頭部への打撃のため注意が与えられる。再開後、ファンはフックガードで福島を跳ね上げるとヒールホールドを狙う。スタンドとなるとファンがケージへ詰めてテイクダウンを狙う。福島は体を入れ替えファンをケージに押し込むが、ここで放ったヒザがローブローとなり中段。再開後、ファンの右が入り福島が尻餅をつく、しかし福島はすぐ立つと片足タックルでテイクダウン。だがファンはまたもフックガードから福島を跳ね上げて逆にテイクダウンを狙う。

 3R、打撃の交換から福島が片足タックルでテイクダウンに成功。上から強烈なパウンドを落とす。だがファンはここもフックガードからスタンドへ戻す。福島は再びテイクダウンを狙うもファンは切ると左のパンチを当て前に出て、さらに左フックを当てると一瞬福島は棒立ちとなる。福島のセコンドからは「前に出ろ」の声が飛ぶも、福島はなかなか前に出られない。ファンはローやジャブを突く。試合は判定となり、打撃で優位に立ったファンが3-0で勝利を収めた。


▼第4試合 フライ級  5分3R
●荻窪祐輔(K-PLACE/7位/2014年NBTスーパーフライ級優勝)
判定0-3 ※三者とも30-27
○猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS/12位/2019年NBTフライ級優勝&MVP)

 2014年のネオブラッド・トーナメント覇者の荻窪はランキング9位で豊富な運動量を活かしたスクランブルの攻防を得意とする。対する猿飛流は2019年の同トーナメント優勝者で13位。バックチョークが武器のファイターだ。互いに上位ランクへの足掛かりとなる一戦。

 1R、飛び込んでの左ミドルで入る猿飛流、さらにタックルから荻窪をケージに押し込むと豪快なジャーマンでテイクダウン。猿飛流はハーフガードから固めてコツコツパウンドを打つ。荻窪はケージに体をあずけて立つが猿飛流が再びテイクダウンし今度はバックを奪い、4の字フックを組んでコントロールする。

 2R、ローキックを飛ばす荻窪。猿飛流はそこに合わせテイクダウン。ガードポジションからパウンドを落とす猿飛流に荻窪は下からヒジを当てる。猿飛流がパスガードを狙ったタイミングで荻窪は得意のスクランブルに持ち込み、テイクダウンを狙う。しかし猿飛流はこれをしのぐと逆にテイクダウン。猿飛流がトップをキープしてラウンドを終えた。

 3R、荻窪は右のパンチを狙うも猿飛流は組みついて投げ。荻窪は投げられるも上手くケージを蹴って再びスタンドに戻そうとする。しかし猿飛流はここでも上を譲らない。荻窪は尻餅をついた状態から小手投げで猿飛流の体を振るとケージを利用して立つ。寝かせようとする猿飛流、立とうとする荻窪という攻防がケージ際で続く。最後はバックに飛びついた猿飛流を荻窪が前に落としたところで終了。グラウンドでコントロールし続けた猿飛流がフルマークの判定で勝利した。


▼第2試合 ストロー級 5分3R
●宮澤雄大(K-PLACE/6位)
一本 2R 39秒
○高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/8位/2017年NBTストロー級優勝)

▼第1試合 ストロー級 5分3R
○八田 亮(ストライプル オハナ/3位/元ZST王者)
一本 2R 2分50秒
●永井美自戒(総合格闘技道場コブラ会)

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