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【パンクラス】“ビルダー系女子”沙弥子がキレた腹筋で計量パス「目の前に来た相手を倒す」

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2019/11/09(土)UP

ビルダー系女子・沙弥子と韓国の17歳・イェリンが共に計量パス

 11月10日(日)東京・スタジオコーストで行われる『PANCRASE 310』の前日計量が9日、都内にて行われた。

 第7試合の女子アトム級 5分3Rに出場する沙弥子(29=さやこ/リバーサルジム横浜グランドスラム)と、対戦相手のホン・イェリン(17=DKジム/韓国)が計量に臨み、沙弥子が47.6kg、イェリンが47.2kgで共に1回で計量をパスした。

沙弥子は圧巻ボディで余裕のマッスルポーズ

 沙弥子は柔道で10年のキャリアを誇り東京学生選手権で3位入賞の実績。ボディビルにも挑戦し、17年6月には『第25回 東京オープンボディビル選手権』において「ミスビギナー」カテゴリーで3位入賞などの実績を誇る。MMAではここまで4勝(1KO)1敗、直近4連勝の好成績を残しており、今回がパンクラス初参戦となる。

 試合を明日に控えた沙弥子のコンディションは「かなり抜群」と相当な自信の仕上がりの様子。対戦相手のイェリンとは計量で初めて顔を合わせたが「思いのほか小さかった。自分の方が小さいけど(沙弥子153cm、イェリン155cm)威圧感を感じるほどではなかった」と精神的にも優位に立ったまま試合に臨める充実ぶりを感じさせた。

今回がプロデビュー戦となるイェリンも一発でパス

 キックボクシングベースのイェリンに対し、沙弥子はバックボーンの柔道を発展させて戦うと宣言。「柔道技を活かして、なおかつグラウンドでもいいものを見せられる展開に」と自らの強みを活かした展開になると予想。ここまでのキャリアで収めた4勝のうち実に3勝が韓国選手相手だが、「目の前に来た相手を倒す」と不用意な得意意識も持たず、真摯に対戦相手に向き合う構えを見せる。

2cm身長で高いイェリンに対し沙弥子は「思いのほか小さい」と余裕を見せる

 イェリン戦の先については「大きなことは言えないけど」と前置きながら「もっと強い選手と戦って実力を上げたい」と語る沙弥子。見据えるのはベルトか大きなイベント出場かの明言はお預けとなったが、高みを目指す姿勢はできている。昨年12月以来の試合となる今回だが、「体が戦うことは覚えているので、それを信じて勝っていきたい」と自信をみなぎらせ明日の一戦へ臨む。

<計量結果>
▼第7試合 女子アトム級 5分3R
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム) →47.6kg
vs
ホン・イェリン(DKジム/韓国) →47.2kg

☆11.10 PANCRASE 試合順・対戦カード、イベント情報はこちら

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