【パンクラス】44歳・近藤有己「めちゃんこ頑張る!」村山暁洋との元王者対決に挑む
2020年2月16日(日)東京・スタジオコーストにて開催される『PANCRASE 312』の対戦カードが発表された。
ウェルター級で元王者同士の対戦が実現。元ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの村山暁洋(39=GUTSMAN)と、これまで3階級で、キング・オブ・パンクラシストとなった近藤有己(44=パンクラスイズム横浜)が対戦する。
近藤は1996年1月デビューの44歳。村山との対決が決まり、自身のブログでは「めちゃんこがんばるぞ!!!」と意気込んでいる。
近藤は1997年4月に船木誠勝を下しデビュー1年3ヶ月にしてキング・オブ・パンクラス王座(無差別級)を獲得。以降、03年にライトヘビー級、10年にはミドル級王座を獲得。
昨年7月にはONE Championshipに初参戦。今年5月には郷野聡寛との13年ぶり3度目の戦いを制し大きな話題を呼んだ。現在の戦績は104戦60戦35勝9分と驚異的。パンクラスが誇る日本随一の鉄人だ。
対する村山は今年39歳を迎えた円熟のベテランファイター。2016年3月にはウェルター級キング・オブ・パンクラス王座を獲得している。現在手塚裕之、J.J.アンブローズに敗北し2連敗中だが、再びパンクラス王座を目指すその闘志に陰りは見えない。
また、バンタム級ではユ・スヨン(23=韓国/ボン柔術)が2019年11月以来2度目のパンクラス登場。福島秀和(34=BLOWS)とのランカー対決に挑む。
スヨンは2014年11月デビュー。このデビュー戦こそ敗戦したものの、その後現在まで6連勝。うち2つがKO勝利に、3つがチョークで一本勝ちと高いフィニッシュ率。初来日となった今年11月の大橋悠一戦では右ストレート一発で衝撃的なKO勝利。韓国の総合格闘技団体TFCの首脳陣が「負けなしで王座挑戦できる」と太鼓判を押す逸材だ。
対する福島は修斗、DEEPと国内団体を渡り歩き、2014年7月からパンクラスに参戦したベテラン。大阪出身ながらそのキャリアの多くを東京で積み重ねており、関東のファンにもお馴染みのファイターだ。昨年は山本哲也、林大陽に連勝したものの、今年5月には春日井寒天たけしに判定負け。韓国の新鋭を相手に再起戦に臨む。
その他、フライ級では荻窪祐輔vs猿飛流、ストロー級では宮澤雄大vs高島俊哉の2カードが発表されている。
<発表対戦カード>
▼ウェルター級 5分3R
村山暁洋(GUTSMAN/同級6位/第9代同級王者)
vs
近藤有己(パンクラスイズム横浜/第5&8代K.O.P.)
▼バンタム級 5分3R
福島秀和(BL0WS/同級5位)
vs
ユ・スヨン(韓国/ボン柔術/同級6位)
▼フライ級 5分3R
荻窪祐輔(K-PLACE/同級7位/2014年NBTスーパーフライ級優勝)
vs
猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS/同級12位/2019年NBTフライ級優勝&MVP)
▼ストロー級 5分3R
宮澤雄大(K-PLACE/同級6位)
vs
高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/同級8位/2017年NBTストロー級優勝)
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