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【ボクシング】入江聖奈、日本史上初の女子ボクシング五輪代表に内定

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2020/03/09(月)UP

東京五輪代表内定カードを手にする入江聖奈

 3月9日(月)、ヨルダンのアンマンにてボクシング東京五輪アジア・オセアニア予選7日目が行われ、女子フェザー級準々決勝で、入江聖奈(19=日体大)が昨年の世界選手権優勝のネスティ・ペテシオ(28=フィリピン)に右のパンチを的確に決めポイントを重ね、4-1で判定勝ちしベスト4進出。ここで東京五輪枠の上位4名が決まり、女子フェザー級で東京五輪代表に内定した。

 女子ボクシングは2012年からロンドン五輪に正式種目に採用されたが、ロンドン、リオと代表は出ず、今回、日本女子ボクシング史上初の五輪代表選手となった。

入江が勝利し、五輪に内定した瞬間(入江聖奈Twitterより

 昨年の19年はぺテシオに4月の世界選手権で勝ちながら、10月の世界選手権では準々決勝で敗れていた。見事リベンジを果たし五輪内定を決めた入江はTwitterで「オリンピック決めれました!女子史上初のオリンピック&リベンジ出来たので本当に嬉しいです!いつも応援してくださる皆さんのお陰です。明日も頑張ります!」と意気込んだ。

 入江は2000年1月9日鳥取県生まれの日本体育大学1年生。小学校2年生のとき、母が好きだった漫画「がんばれ元気」がきっかけで地元のボクシングジムに入門。2014年、中学生以下の日本一を決める「アンダージュニアボクシング王座決定戦」では中学生女子52kg級で優勝。

 高校では「全日本女子ボクシング選手権大会」ジュニアの部で優勝、高校3年で大学、社会人が出場する全日本シニアの部に参戦しフェザー級で優勝、同年に世界ユースでも銅メダルを獲得している。大学に入ると前述した通り国際大会で活躍、日本女子として初の五輪の切符を獲得した。

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