【ZST】岩本健汰、オール一本勝ちでGTFトーナメント制覇
ZSTインターナショナル
『マリオンアパレル Presents GTF.3 ~ZSTグラップリングトーナメント フェザー級王者決定戦~』
2020年3月15日(日)東京・GENスポーツパレス3F
▼第9試合 GTF3決勝戦 GTFルール フェザー級 10分1R
〇岩本健汰(IGLOO)
一本 6分33秒 ※スリーパーホールド
●寒河江寿泰(トイカツ道場/今成柔術)
グラップリングのフェザー級王者を決めるトーナメント「GTF」は過去に2回開催されており、2004年の第1回では所英男がトーナメントを制して優勝。2006年の第2回ではアメリカから参戦したバレット・ヨシダが勝村周一朗(現ZSTプロデューサー)を決勝で破り優勝している。今回は14年ぶりに開催されることとなり、『SWAT!172』で1回戦、『ZST in YOKOHAMA』で準決勝、『ZST.68』で決勝戦が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響により、大会自体は中止に。GTFのみ無観客試合として実施され、その模様はインターネットでライブ配信された。
本トーナメントには国内の様々なグラップリングの大会でタイトルを獲得した選手が出場した。その中で決勝戦に進出したのは、2019年ADCC 日本代表の岩本と、NAGA world jiu-jitsu championship ノーギ エキスパート フェザー級優勝などの実績を持つ寒河江。お互いに一回戦、準決勝と一本勝ちの連続でここまで勝ち上がってきた。
開始早々に座り込む寒河江に対し、岩本はパスガード狙い。足をキャッチした寒河江は絞り込むが、脱出した岩本が逆にヒールホールドを仕掛ける。
壁際だったために中央から再開すると、寒河江が足関節に再度トライ。足を抜いた岩本はパスガードして上四方固めで抑え込む。一度は脱出した寒河江のバックを取った岩本はスリーパーを決めて一本勝ち、見事三連続一本勝ちで第3代王者に輝いた。
試合後、岩本は「この大会にエントリーした時から優勝以外はありえませんでした」といい、今後については「もう一度ADCCに出て一回戦に勝って傷跡を残したい。GTFタイトル防衛戦では海外の強い選手とやりたい」とした。
▶︎次ページは準決勝、岩本vs小野と寒河江vs樋口
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【第2回GTF】所英男、盟友・勝村周一朗に一本負け。バレットがトーナメントを制す
・【DEEP JEWELS】仮面女子・川村虹花が柔術高校生・リオンと対決
・【コラム】レミギウスの命日に偲ぶ、生い立ちと現在も残る銃弾の跡
・新型ウイルスの影響で大会が中止・延期になった格闘家たちの声「頑張ろう日本、頑張ろう世界」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】