【NJKF】北野克樹の回し蹴り一閃、失神KO勝利でメインを締める
NJKF誠至会
『NJKF 2020 west 3rd』
2020年3月22日(日) 大阪市旭区民センター 大ホール
1月に続き、早くも今年2回目となる大阪大会は、新型コロナウイルスの影響でメインである北野克樹の相手が二転三転するという事態に見舞われた。
当初はNJKFウェルター級王者・中野椋太からフルマーク判定勝利した韓国のチョ・ギョンジェが相手だったが、新型ウイルスの影響で来日困難。次にムエタイ戦士・シーハラーが代役となったが、またも変更を余儀なくされ、今回の相手となった。(取材&写真:細田ヒロシ)
▼メインイベント 国際戦 65kg契約 3分3R※ヒジあり
○北野克樹(NJKF誠至会/WBC日本統一スーパーライト級王者、ICO認定インターコンチネンタルスーパーライト級王者)
TKO 2R 15秒
●チャンプアレック・ソートー・タノンシーバンプー(タイ)
メインを任された北野は誠至会のエースで、戦績24戦16勝(8KO)8敗の23歳。多彩な足技でKO勝利を積み上げ、スピードのある回転系の蹴りを得意とするところから“竜巻旋風脚”の異名をとる。
1R、両者互いにオーソドックスの構えから、右ローを軽く蹴っていく。北野はコーナーにチャンプアレックを追い込むと、ミドルでボディへダメージと意識をそらす。その後、ロープを背にリングを回るチャンプアレックに、ローやミドルを中心にプレッシャーをかける北野だが、互いに有効打は少ない。
2R開始早々、北野が右のミドル! 1Rの印象があったか、ボディをかばったチャンプアレックの顎を北野の回し蹴りが直撃! チャンプアレックはロープの隙間に座り込むようにして失神し、間一髪リング外への転落を免れたがしばらく意識が戻らなかった。
北野はマイクで「これからもっと強い選手とやって、世界に向けて頑張っていきます」と世界への飛躍を誓い、メインイベントを締めた。
試合後のインタビューでは「相手の選手は組みが強いという印象がありました。でも他はいけるかなと。油断せず隙を見て倒しに行こうと考えていました」と振り返る北野。最後の蹴りは「作戦の一つでありました。得意の蹴りで。僕は空手がベースなので。たまたま良いのが入りました」と作戦通りだったと語る。今後については「WBCムエタイの日本統一のベルトは防衛したので、次はインターナショナルに挑戦してWBCの世界へ挑戦したいです」と意気込んだ。
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