【ラウェイ】メイン渡慶次引き分けも、北野克樹がヒザ一撃で衝撃の1RKO勝利
ILFJ
『LETHWEI IN JAPAN 13 ~初志貫徹~』
2019年7月25日(木)東京・後楽園ホール(2P目)
▼第4試合 65kg契約
●トゥン・ナイン・ウー(ミャンマー)
KO 1R1分53秒 ※左ヒザ
○北野克樹(誠至会)
北野はキックボクシングでWBCムエタイ日本統一スーパーライト級を含む三冠を獲得。多彩な足技でKO勝利を積み上げ、スピードのある回転系の蹴りを得意とするところから“竜巻旋風脚”の異名も持つ。
対するウーはラウェイのビッグマッチでも多く勝利している強者で、来日直前にはミャンマーで行われたトーナメント「ゴールデンベルトーナメント」63.5kg級を制覇。KO以外は引き分けというラウェイにおいて50戦35勝5敗10分の戦績を誇る怪物だ。
積極的に距離を詰めに来るウーに、隙あらば蹴り技を見舞う北野。パンチで接近してくるウーを蹴り技で突き放すが、組み付かれると北野は手が出ない。
ブレイクがかかると、柔らかい体から数発のハイキックを見せた北野は、ウーの意識が上に向いたところで左立ちヒザ蹴りを深く直撃。崩れ落ちたウーを見た赤コーナーから即座にタイムが入るが、2分の間に全く立つ気配を見せないウーにそのままKO負けの宣告。北野が初参戦で衝撃の初回KO勝利を飾った。
勝利後にマイクを握った北野は「始まったとき、びっくりするくらい痛かった」と、ラウェイの洗礼を受けていたことを告白。しかし「これだけのお客さんの前で恥ずかしい姿を見せられなかった」と奮起したことを明かした。そして「(ラウェイが)大体どんなものかわかったので、また挑戦したいと2度目のラウェイ参戦の意向を示した。
▼第3試合 64.5kg契約
△ソー・ダー・ウェイ(ミャンマー)
引き分け
△東修平(AACC)
前回5月の敗戦から早くも再起戦に臨む東。38戦無敗の相手に真っ向勝負を挑み、惜しくもTKO負けを喫したが、自他ともに認める「ラウェイ愛」を武器にリングに上がる。
対するソーダウェイも「ラウェイ愛」を公言するファイター。過去には対戦したタイ人の心を追ってTKO勝ちをもぎ取ったこともあるラフファイターだ。
頭から突っ込みながらフックを振り回すウェイに、東も頭突きで応戦。距離ができると東の左ミドルが冴え、ウェイはボディを嫌がるそぶりを見せる。ペースを握ったかに見えた東だったが、ウェイの左フックで早くも右目上をカットしてしまう。
東は中距離では左ミドル、接近すれば首相撲からのヒザ、長距離では飛びヒザ蹴りを浴びせ、ウェイにプレッシャーをかける。中盤以降はほとんど手が出ないウェイだったが、要所で東の出血が多くなり、ドクターチェックが入り、流れが止まる。
最終ラウンドもほぼ一方的に東が攻撃。拳をボディに、ヒザを叩き込み、終盤には飛びヒザ蹴りでウェイを大きく転倒させるが、すぐに立ち上がりダウン判定ならず。あと一歩のところまで追い詰めながら終了のゴングが鳴り響き、東は勝利を拾い損ねた。
▶︎小型シウバが『PRO KRATEDO達人』日本フェザー級王者にKO勝利
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