【修斗】黒部三奈、杉本恵との打撃戦を制し初代女王に、安藤達也はTKO勝利で環太平洋王座に就く
サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.5 Supported by ONE Championship』
2020年8月1日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント 第5試合 THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦 5分3R
〇黒部三奈(マスタージャパン/元DEEP JEWELSアトム級王者)
判定3-0 ※三者とも30-27
●杉本 恵(AACC/インフィニティリーグ2019王者)
※黒部が初代王者に
修斗史上初となる女子初代王者を決める「修斗女子初代スーパーアトム級(-50kg)王座決定トーナメント決勝戦」。 2012年12月に35歳でプロデビューした黒部は2017年2月にDEEP JEWELSアトム級王座を獲得。修斗に主戦場を移すと、今回のトーナメント一回戦ではドイツのターニャ・アンゲラーにTKO勝利。続く、準決勝では大島沙緒里を相手にパウンド連打でTKO勝利し、念願のベルトに王手をかけた。
対する杉本は、2011&2012年全日本学生レスリング選手権-51kg級準優勝を始めレスリングで数々の実績を残し、2013年8月にMMA転向。トーナメント1回戦では、中村未来と対戦してスリーパーホールドで一本勝ちを収めて、決勝に進出した。
1R、杉本は構えをスイッチしながら伸びるジャブを出すのに対し、黒部はプレッシャーをかけ続けて右のフックをクリーンヒットさせていく。黒部の回転の速い手数と突進力で押され気味の杉本だが、終盤には連打を返す。
2Rも黒部が前に出続け、杉本が劣勢。黒部の組んでからのヒザ、パンチも被弾する杉本だが、パンチで応戦し一歩も退かない。
3R、スーパーマンパンチを混ぜながら反撃を試みる杉本に、黒部は変わらず手数で主導権を譲らず。終盤には黒部の右フックがクリーンヒットし、杉本の顎が跳ね上がる。杉本のタックルも潰して完全にリードした黒部がフルマークの判定勝ち。
ベルトを巻いた黒部は「修斗初代女王、黒部三奈です。やっぱりベルトに懸ける想いはみんな強く、杉本さんもそうでした。カッコいい勝ち方をしたかったけど、泥仕合になってしまいました。私にとってはここが終着点ではないので、ここから上を目指します。43歳ですけど、まだまだできるんだというところを見せたいです。修斗初代女王を抱きたい男の中の男たち、出てこいや!」とマイクアピールした。
▶次ページは安藤達也vs田丸匠の環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦
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