【DEEP 96】川原波輝が王者・越智晴雄を絞め落とし新王者に、『朝倉未来1年チャレンジ』西谷は一本勝ち
『朝倉未来1年チャレンジ』3選手は奮闘も2勝1敗で全勝ならずDEEP事務局
『skyticket presents DEEP 96 IMPACT』(2P目)
2020年8月23日(日)東京・ニューピアホール
▼第7試合 セミファイナル DEEPバンタム級5分3R
◯昇侍(トイカツ道場)
KO 3R 4分55秒 ※左フック
●CORO(K-Clann)
昇侍は2006年7月にプロデビューし、パンクラスで活躍。2006年10月には飛びヒザ蹴りで開始からわずか「3秒」での史上最短KO記録を樹立したことで知られる。2008年にパンクラス・ライト級王者に。2008年からはDEEPに主戦場を移し、打撃を中心としたファイトスタイルで激闘を展開して人気を博した。13年6月にチェ・ドゥホに敗れてリングから離れたが、17年8月に『GRACHAN』で現役復帰した後、19年3月から再びDEEPへ。2連敗と苦しんだが、同年10月に釜谷真にTKO勝利を飾り、復活をアピールした。
一方のCOROはパンクラスで数々の激闘を繰り広げたベテランファイター。17年から主戦場をDEEPへ。18年には朝倉未来と対戦し、判定負けしたが好勝負を見せた。19年10月には元UFCファイターの清水俊一を下し、20年3月にはドリームマンにTKO勝利を飾すなど、DEEPの“門番”としての地位を不動のものにしている。
試合は打撃を得意とする両者だけあって序盤からパンチの応酬。昇侍が前蹴り左右のパンチで強いプレッシャーを掛けるが、COROもジャブとカーフキックで応戦。互いに一歩も下がらない様子。
2RにCOROがタックルに入り金網に押し込むが、昇侍に切られる。COROが昇侍の入りに右を合わせる場面が見られるが、それでも昇侍のプレッシャーは落ちず、COROの消耗が激しいのが見て取れる。
最終3R、共に疲労で満身創痍で打ちあうも、昇侍のヒザが効いたかやや下がるCORO。そこに昇侍がパンチで追い込む。グラウンドでも優勢に進める昇侍。立ち上がり、劣勢から活路を見出したいCOROは昇侍の足をつかみに行くと、それをしっかりと切りった昇侍の左フックがヒット。COROが仰向けに倒れると、レフリーが試合を止めた。
死闘を制した37歳の昇侍は「自分はRIZIN出場を目指し頑張ってる。もっと練習して、強くなります」とコメントした。
▶︎次ページはRIZINにも出場した村元友太郎vs元ゲーマーの格闘家・鮎田直人
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