【DEEP 96】川原波輝が王者・越智晴雄を絞め落とし新王者に、『朝倉未来1年チャレンジ』西谷は一本勝ち
DEEP事務局
『skyticket presents DEEP 96 IMPACT』(4P目)
2020年8月23日(日)東京・ニューピアホール
今大会の第1試合から第3試合には朝倉未来が実業家の“青汁王子”こと三崎優太と手を組み始動した、若手格闘家育成プロジェクト『朝倉未来1年チャレンジ』で選出された3名のファイターが出場。朝倉がYouTubeチャンネルの企画として実施したこのプロジェクトで、ヒロヤ(=近藤大耶)、畠山祐輔、西谷大成の3人は1年に渡り朝倉から技術指導、三崎からは生活面のサポートを受けており、その成果を見せるべく試合に臨んだ。
第1試合に登場したのは柔道で全国大会出場経験があり、アマチュア修斗関西選手権ウェルター級優勝の実績を誇る元警察官の畠山(ライト級)。RIZINにも出場したルクク・ダリの親戚でコンゴ出身、3歳から日本で暮らすレバナ・エゼキエルと対戦した。
畠山は臆したところを見せず、慌てることなくタックルで組みつきテイクダウン。1、2Rともマウントポジションを奪ってパンチを落とす。最後もタックルでのテイクダウンからサイドについてパンチを送って終了し、20−18、20−16、20−17と大差の判定で『1年チャレンジ』に幸先良い1勝をもたらした。
続いて登場した西谷はレスリングをバックボーンに、東京での格闘技生活に人生を懸けるため事業をたたんだ元自営建設業者(フェザー級)。
対戦相手の岩永翔吾を左フックと右ストレートの回転で下がらせると、組み合いになったところで足を刈りテイクダウン。そこからバックへ回るとチョークスリーパーを極め、これで『1年チャレンジ』は連勝となった。
『1年チャレンジ』しんがりを務めるヒロヤは、地下格闘技への参戦経験を持ち“姫路では自分を知らないヤンキーはいない”と自称する元ワル(バンタム級)。全勝の期待を背負い、橋本優太(CAVE)と対戦した。
前日の計量で「過去一番!最高ですね」と仕上がりのよさを語ったヒロヤだが、橋本の首相撲にやや対応ができずヒザで体力を削られる。両者タックルでテイクダウンを喫しても、すぐにどちらも立ち上がって長い劣勢は作らない。だが2R終盤、ヒロヤは跳びヒザをキャッチされて叩きつけられ、バックを取られる場面などもあり19−19(マスト判定:橋本)、18−20、18−20の0−3で判定負け。
全員揃っての勝利こそならなかったが、的確な分析と対策で知られる朝倉の指導の成果を活かし、3選手が熱戦を繰り広げた。
▼第3試合 DEEPバンタム級 5分2R
〇橋本優大(CAVE)
判定3−0 ※19−19(マスト判定:橋本)、20−18、20−18
●ヒロヤ(トライフォース赤坂)
▼第2試合 DEEPフェザー級 5分2R
●岩永翔吾(MAXI GYM)
一本 1R 1分44秒 ※チョークスリーパー
〇西谷大成(トライフォース赤坂)
▼第1試合 DEEPライト級 5分2R
●レバナ・エゼキエル(BRAVE)
判定0−3
〇畠山祐輔(トライフォース赤坂)
写真提供:DEEP事務局
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