【ジャパンキック】瀧澤博人が接戦制してWMO王座を戴冠、シラーが止まらぬ攻撃で完勝
▼第8試合 トリプルメインイベント1 ジャパンキックvsNJKF交流戦 54kg契約3分3R
●翼(ジャパンキック バンタム級王者/ビクトリー)
判定0-3 ※三者とも27-30
◯一 航(WBCムエタイ日本統一バンタム級王者・NJKFバンタム級王者/NJKF・新興ムエタイ)
翼はジャパンキックプレ旗揚げ興行から継続参戦。これまでジャパンキックが開催した4大会中3大会に出場し3勝(1KO)と全勝。昨年8月大会では田中亮平とのバンタム級王座決定戦に挑み、全ジャッジフルマークをつける完勝で王座を手にしている。トータル戦績も9戦8勝(4KO)1分と無敗をキープ。押しも押されぬジャパンキックの新エース候補の一角である。
対する一航はWBCムエタイ日本フェザー級王者の大田拓真の実弟。美しい蹴り技を武器に、昨年4月にWMCムエタイ日本バンタム級王座を獲得。同11月にはNJKF同級王座を獲得し、高校生二冠王者を達成した。今年9月には岩浪悠弥とWBCムエタイ日本バンタム級王座を争い、ドロー判定ながらもチェアマン裁定で三冠目を獲得。兄と共にNJKFの次世代エースとして実績を積み重ねている。
1R、翼がサウスポーで、右ローを放つと、一航は右ローを返す。両者とも左右のミドルキックを繰り出す。翼の左ストレートに、一航が左フックを合わせる。緊張感のある立ち上がりとなった。
2R、翼が左ストレートからの左ミドルをテンポ良く繰り出し、左にサークリングする。一航は右ミドル、ローと蹴りを散らす。翼が左ジャブを連続で放ち、ペースを掴んだかに見えたが、一航が左右のボディフックを強打し、掴んでの左ヒザ連打でボディを狙い撃ちして逆襲に出る。
3R、一航がロープ際で左ヒザを2度、翼の顔面に突き上げる。翼は右にスイッチしながら、左ミドル、右ストレートで前に出る。両者とも左右のミドルを蹴り合い、会場を沸かせる。すると、ラウンド終了間際に、打ち合いの中で、一航が左フックをタイミング良くヒットさせて、翼が倒れたところでレフェリーがダウンを宣告。2Rの終盤に好印象を残し、3Rに決定的なダウンを奪った、一航が勝利した。
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