【UFC】佐藤天が無念のタップ負け、無敗のバエザに肩固めを極められる(動画あり)
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス15』
2020年11月29日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼ウェルター級
〇ミゲル・バエザ(米国)
一本 2R 4分28秒 ※肩固め
●佐藤 天(日本)
佐藤は専修大学柔道部出身で、長南亮率いるTRIBE TOKYO M.M.Aに入門し13年10月プロデビュー。パンクラスを中心に戦い続け、昨年4月UFCに参戦すると2R TKOで白星デビュー。しかし9月には3Rチョークで一本負けを喫した。
今年6月には新型コロナウイルスの影響で対戦相手が三転四転した末に1R48秒TKO勝利。UFC参戦の日本人ファイターとしては史上最短勝利となった。戦績は16勝3敗で、勝ち星のうち11勝がKO・TKOと強打を誇る。現在UFC戦績2勝1敗で今回が契約の最終戦。UFC勝ち越しを決め、契約更新に繋げたい。
対するバエザはMMA無敗のまま昨年6月コンテンダーシリーズ(UFCの有望ファイター発掘企画)の勝利を経てUFCと契約。同年10月にKOデビューを果たすと、今年5月にはUFC7連勝の記録を持つマット・ブラウンに逆転KOで勝利した。戦績は9戦9勝(7KO)のこちらも強打者でストレートやカーフキックを得意とする。柔術も黒帯を持つ。
1R、オーソドックスでリーチ&身長で上回るバエザに対し、佐藤はサウスポーでステップを踏む。マット中央に立ち佐藤はプレッシャーを発していく。これを遠ざけんとバエザはミドルと前蹴りをボディに放つ。そしてここから徐々に前へ出て来る。だが佐藤も下がらず、中央に立ち続ける。しかし四つの組み合いからバエザの放ったヒザがローブローとなってしまい、佐藤にインターバルが与えられる。
再開するとバエザは首相撲でとらえてヒザで佐藤を攻め、右ストレートも印象よく当てる。
2R、バエザは右ミドルを当て、続いて右スーパーマンパンチ。バエザは右の蹴りをハイ、ミドルと蹴り分けて自身の距離を掴む。佐藤もボディストレート、左ミドルを返す。バエザはボディストレートを数発入れた後でタックルに出て佐藤をリフトしテイクダウン。背後についてチョークを狙い、佐藤が体を横にすると肩固め。ディフェンスせんとしたものの、バエザが極め切り佐藤がタップして勝利した。
▶︎次ページは、佐藤が無念のタップシーン!バエザに肩固めで敗れる
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